FACTORY900(ファクトリー900) 店長のお仕事、福井編。
おはようございます、店長です。
ワタクシ昨年の11月から12月中旬まで福井本社である工場に入っておりました。
ワタクシは過去に数回、福井に足を運び大小様々な工場を見学したことはありました。
が、しかーし
工場で実際に働く・・・
初めてです。
オールドルーキーです。
福井に行く前に青山に言われた一言。
「うち、スパルタだよ」
その笑顔がめっちゃ怖いんですけど・・・
最初に現場に入った工程は
仕上げ磨き。
その名の通り、磨きの最終です。
バフと呼ばれる布が高速で回転し、ピカピカになるまでひたすら磨きます。
バフに向かってフレームをあてる角度、力の加え方、ちょっとしたことでフレームの艶の出方、フレームに当たる光の反射も変わってきます。
ベテランの皆さんの手つきを見ていると、ものすごく簡単に見えるのですが
いざ、自分がやってみると・・・
手がうまく動かないんですね。
初日、恥ずかしながらワタクシは丸1日かけて3本しか磨けなかったです・・・
この仕上げ磨きの工程を担当している皆さんは、8時40分から18時まで
休憩を挟みながら黙々とひたすらフレームを磨いています。
ひたすら磨いて磨いて磨いて磨いて・・・磨いて・・・
そして検品・・・ その繰り返しです。
そしてこの検品でも少なからず商品として納品できないものが見つかることもあります。
こちらが通称「泥バフ」と言っていわゆる下磨きです。
ここ時点ではフレームに一切、艶は出ません。
泥(研磨剤)で細かい傷を取り除くのですが・・・
ビッタビタになります・・・
(泥がめっちゃ跳ねるので〇ークリーを掛けているのはナイショです)
仕上げ磨きと違って力を入れ過ぎると簡単にフレームの形状が変わってしまうので慎重にフレームをバフに当てるのですが、慎重すぎると傷が取りきれません・・・
メチャメチャ難しいです。
なかなか思うように出来ずヘコみます・・・
気づくと日は傾き・・・丸一日を終えます・・・
首、肩、腰・・・バキバキですw
ちなみに、ここで田村は1日の大半を終えます。
孤独との戦いです。
そんなスパルタな上司は・・・
鉈振りかざしちゃってるよ!!!!やめてーーーーー
(↑昨年、ワタクシが入社前に会社で行った「流しそうめん」での1枚だそうです)
どんな流しそうめんなんだっ!
自分で工場に入ってみて初めて分かる、田村がよく口にする現場。
もちろんワタクシがこの現場の全てを把握したなんて口が裂けても言えません。
ただ思うことは、この1つのメガネが出来上がるまでの間、数多くの工程を経て、
そして色々な人の手に渡り、一つ一つが出来上がっているのだという事。
工場の皆の苦労が報われる瞬間・・・
TOKYO BASEでその瞬間に立会うことが出来るワタクシは幸せだと思います。
工場の皆は残念ながらお客様が喜んでFACTORY900(ファクトリー900)を使って頂いてる姿を見ることが出来ないのですから・・・
工場の皆さん、少なからず皆の想いは商品を通してワタクシがお客様にしっかりお届けしますね。
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