FACTORY900(ファクトリー900) 調光レンズの落とし穴とは?
おはようございます。
TOKYO BASEのオーギュスト・ロダンが好きの方・スタッフ松本です。
彫刻はあまり興味がなかったはずが、パリのロダン美術館でDanaïdという作品を見て目が離せなくなりました。
石があんなにもなめらかで、瑞々しい曲線を描くのかと驚いたのを覚えています。
横浜美術館にロダンの作品が来ているので、今日こそは必ず見に行きたいと思います(∩´∀`)∩
二度寝、ダメ、絶対!
昨日は幸運にも天気に恵まれ、調光レンズの実験にはちょうど良い日差し。
ということで本日のブログは宣言通り、
「実録!調光レンズに潜む落とし穴〜FACTORY900の場合〜」
をお送りいたします!
と、その前に調光レンズについてのおさらいです。
調光レンズとは、『紫外線によって色が変わるレンズ』のこと!
屋外ではサングラスとして、室内ではメガネとして使えるので、お仕事で外回りをされる方やちょっとそこまでの買い物、洗濯物を外に干す時だって、メガネを掛け替える必要のない一粒で二度おいしいレンズなのです(●´ω`●)
詳細は昨日のブログもチェックしてみてくださいね。
とても便利な調光レンズですが、その特性からFACTORY900ならではの注意点があるのです。
それを調べるために、2つのモデルを掛け比べてみます!
1つは「FA-204」
もう1つは「FA-143」
「FA-204」は比較的ブリッジ部分のせり出しが少なく、レンズがフロントのカーブに合わせて前面にせり出ているモデルです(´∀`人)
対照的に、「FA-143」は大文字シリーズの中でも一二を争う程せり出たブリッジが特徴的なモデル!
どちらも、メガネ・サングラス共に多くの方からご愛用いただいている人気モデルですが、調光レンズを入れてみるとどうなるでしょうか?
ちなみに撮影日の天候は晴れ、気温は約27度のやや蒸し暑い日。
「FA-204」は1〜2分程でサングラスレンズに変わりました(о´∀`о)
さて、同じ時間紫外線にさらされた「FA-143」はというと・・・なにやら異変が。
昨日のブログで松本はこんなことを書きました。
『何はともあれ、現在では着色の色ムラもなく、色が変わるスピードも早くなり、調光レンズはとっても使いやすいサングラスレンズになりました。』
色ムラもなく。。。
「FA-204」がほぼ均一に着色していたのに対し、「FA-143」はレンズに色ムラが出来ているではないですがΣ('◉⌓◉’)
いやいやそんなことは・・・というわけで、白い背景でも確認してみます。
やっぱり色ムラが!
実はこれ、ダイナミックにせり出たブリッジが原因!
ブリッジでレンズに影が出来てしまい、うまく色がつかなかったのです:;(∩´﹏`∩);:
よく見ると、「FA-204」のブリッジ付近も少しレンズの色が薄いように見えますね。
そこで、わざと上を向いてもらって、レンズ全体に紫外線が当たるようにしてみました。
店長、眩しい中ありがとうございます!
1分程経ってから再度写真を撮って見ると、先程よりも全体にしっかりと色がつき、色ムラも少なくなったように思います。
が、正面を向いてブリッジの影が出来るとすぐに部分的な退色が始まってしまい、また色ムラが出てきてしまいました_:(´ཀ`」 ∠):
そう、FACTORY900ならではの注意点とは、フレームに厚みがあって、ブリッジのせり出しが魅力のモデルが多い分、このように影ができてしまって色が均一に染まらないことだったんです!
しかし、すべてのモデルが調光レンズに適していないわけではありません(*^ω^*)
大文字ならFA-340、レトロシリーズならRF-024といったように、レンズがフロントの前面に配置されているモデルなら、フレーム影響を受けずに調光レンズを楽しんでいただけますよ!
サングラスは使い方やフレームとの相性によって、メリットもデメリットも出てきます。
お求めの際は是非お気軽にご相談いただき、一緒に理想のサングラスを目指しましょう!
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