FACTORY900(ファクトリー900)「FA-095」と度付きレンズの厚みについて
おはようございます、店長です。
先日、前職時代に同じショッピングモール内で働いていた友人がTOKYO BASEに来てくれました。
約13年振り?となる再会に、ちょっとドキドキしたものの、いざ会ってみると当時と変わらない独特の空気をまとった友人に懐かしさを感じ、自然と笑みがこぼれました。会話を交わすなかで、友人からの「やっぱり変わらないね~」の言葉に、「いやいや見た目は変わったやろー」とツッコミを入れつつ、当時を振り返りました。お互い環境は変わりましたが、またこうして再会し、今までとは全く違うスタンスで会話を交わせたことが、なにより楽しかったです。
さて、今日のスタッフブログはこちらです。
「FA-095」
ご存じ、FACTORY900を代表する人気のアンダーリム「FA-095」に、強度近視のお客様から遠近両用レンズのご注文をいただきました。
度数のお強い皆さんにとって、実際の仕上がりがどんなイメージになるのか?気になるところかと思います。度数はもちろんレンズ種やお客様のPDによって仕上がり具合は異なりますが、参考にしていただければと思います。
「FA-095」¥38,500(税込) 2007発表
サイズ56mm 鼻幅17mm レンズカーブ4.5カーブ テンプル長130mm
今回お選びいただいたのは、2019年秋に発表した新色「col.311」(ピンク/ホーン)です。鮮やかなピンクに背面のホーン柄が交わり、独特な色合いを作り出しました。流れるような流線形のフォルムにホーン柄が広がり、「FA-095」の造形がより引き立ちます。
お客様のお度数は、S-8.75C-0.50AX175 PD65になります。
レンズの屈折率1.74素材の高屈折薄型レンズです。
レンズの厚みは最大で7.7mm、高屈折のレンズを使用してもこの厚みは否めません。
では、実際にフレームに組み込んでみます。
7.7mmという数値だけを見ると非常に厚く感じますが、「FA-095」の智元の厚みによってレンズの厚みが隠れているのがお分かりいただけるかと思います。また、「FA-095」のレンズカーブが4.5カーブということもあり、3カーブのカーブ指定でレンズの発注を行いました。
今回は遠近両用メガネということもあり、レンズのカーブ指定は度数によって制限があります。3カーブ指定とはいえ、「FA-095」本来の立体感は損なわずにキレイに出来上がったと思います。
また、お客様のご希望により、レンズのコバは磨きをかけず、通常仕上げにしました。
先に触れたように、レンズの厚みや最終的な仕上がりは、度数はもちろんレンズ種やお客様のPDによって異なります。さらにはお選びいただくフレームのサイズによっても異なるため、レンズの厚みが気になる皆さんは、どうぞフレーム選びの段階からお気軽にご相談いただけたらと思います。