FACTORY900(ファクトリー900)「FA-160番台」の生産終了モデル「FA-163」
おはようございます、店長です。
ここ最近、バネ交換や研磨など修理のご依頼が増えておりますが、過去のブログでもご案内したように、FACTORY900の特徴であるバネ構造はオリジナルのパーツを使用しているため、修理に関しては直営店及び取扱店さまでのご対応になります。遠方にお住まいで直営店にご来店が難しい場合に関しては郵送にて直営店にお送りいただき、代金引き換え(送料・代引き手数料はお客様ご負担になります)にてご対応させていただいております。納期など、ご不明な点はスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
さて、今日のスタッフブログはこちらのご紹介です。
「FA-163」
「FA-163」は、昨年春に発表した生産終了モデルの該当品番になっておりますが、先日あるお客様からお問い合わせをいただき、在庫状況を確認したところ全カラー在庫の用意できました。せっかくなので久しぶりに撮影を試みましたのでこの機会にスタッフブログでもご紹介をさせていただきます。
「FA-163」¥49,500(税込) 2009年発表
サイズ59mm 鼻幅18mm レンズカーブ6カーブ テンプル長120mm
2009年に発表された「FA-163」
もともとはフロントにレザーベルトを縫い付けた「FA-162」に、テンプルを組み合わせアーティステックなモデルから日常に落とし込んだサングラスモデルになります。
目を覆うようにデザインされたフード状のフロントはもちろんアセテート素材を用い、見た目の通り重厚感のある仕上がりです。肉厚なフロント面には面カットを施し、いわゆる”インジェクション”と呼ばれる成型法でカタチになったプロダクトとは異なり、最終的には熟練の職人が磨き上げることでアセテートに映り込む光の反射から、その美しい面造形によって成り立っていることがお分かりいただけると思います。
どの角度から見てもスキのない完成度の高い美しいフォルムは、非常にフューチャリステックかつモードな雰囲気を漂わせます。なにより今から15年前のモデルとは思えない新しさを感じさせます。
今回はスタイルサンプルもご用意しましたので、実際に掛けた印象もご覧いただきます。
決して軽いメガネではないことはお分かりいただけるかと思いますが、その掛け心地は見た目以上に掛けやすく安定感を感じます。どうしてもにフロントにボリュームのあるそのバランスから前に重心がかかりがちですが、鼻幅も18mmと鼻の座りも悪くありません。同じようなゴーグル系のデザインといえば「FA-069」が挙げられますが、テンプルが比較的細いこともあり、掛け心地では「FA-163」の方が安定感が得られやすいと思います。
「col.001」(黒)をはじめとしたダークな色使いの「FA-163」ですが、最もインパクトの強いカラーはなんといっても白ではないでしょうか。このデザインに白はどうしても衣装感は強めになりますが、ビジュアル的にも非常に絵になることもあり、いつか本格的なポートレートを撮ってみたいと常々思っています。
カラーバリエーションは全4色
「col.001」black (黒)
「col.169」beer brown (ビール茶)
「col.244」bordeaux (ボルドー)
「col.853」white (白)
昨年春に生産終了モデルの該当となった「FA-163」ですが、前回値上げのタイミングでは価格を据え置きとしております。正直なところこ・・・この作りでこの価格は今改めて考えても全くバランスが取れておらず、生産終了になったのもある意味納得というわけですが(汗)そんな「FA-163」は東京・大阪の両直営店に在庫の用意がございます。普段は陳列していないため、ご試着をご希望の際はスタッフまでお声がけください。
～夏季休業～
TOKYO BASE / OSAKA BASE
8月13日(火)～8月16日(金)
福井本社
8月10日(土)～8月18日(日)
