FACTORY900(ファクトリー900)生産終了モデル「FA-310」をピックアップ
おはようございます、店長です。
台風の影響でしょうか?日中の強い日差しにジメジメとした湿度が加わり、若干風も強くなってきたような気がします。お盆休みを利用しての帰省も含め、公共交通機関を利用される皆さんも多いかと思いますが、移動の際にはどうぞお気をつけください。
さて、先日あるお客様からこちらのモデルのレンズ交換を承りました。
特徴的なカラーとこの造形を一目見て、品番が分かった皆さんはさすがです!
「FA-310」
直営店オープン以前からFACTORY900をご愛用いただいていたWさまですが、その後も複数のモデルをお求めいただいたこともあり、最近出番の少なくなった「FA-310」のレンズ交換をさせていただきました。と、いうのもTOKYO BASEでお求めいただいた複数のメガネのなかで、唯一他社メーカーのレンズを使用した「FA-310」この数年ご使用いただいたZEISSレンズの見え方を非常に気に入っていただいたこともあり、レンズ交換をさせていただいたという経緯になります。
さてさて、ここからが今日の本題ですが、昨日ご紹介した「FA-324」同様、生産終了モデルの該当品番となっている「FA-310」すでに一部のカラーは完売となっておりますが、スタッフブログに登場するのもかなり久しぶりということもあり、せっかくなのでこの機会にご紹介をさせていただきます。
「FA-310」¥44,000(税込) 2013年発表
サイズ53mm 鼻幅16mm レンズカーブ4カーブ テンプル長130mm
「FA-310」番台は、”くの字”に折り曲げられたテンプルが1つのテーマになり、フロントの曲智部分から流れるように繋がるVラインの造形大きな見所です。FACTORY900の代名詞ともいえる三角テンプルを用いた「FA-240番台」とも異なるエッジーで直線的なライン、その面造形によって得られるスマートでスッキリとした印象はV字テンプルからなる「FA-310」ならではの魅せ方といえるのではないでしょうか。
テンプルから連動するフロントの造形は一見シンプルに見えがちですが、キレのあるスッキリとしたシェイプが目元を引き締め、V字のテンプルに繋がる智元のディテールが小顔効果を促します。
実際に掛けた印象も合わせてご覧ください。
しかし、そのオリジナリティ溢れるデザインを可能にする青山眼鏡独自の技術力をもってしても、このV字構造は製造工程における難易度が非常に高く、結果として「FA-310番台」全てのモデルが生産終了となりました。
現時点でTOKYO BASEには「col.001」(黒)ほか、以下のカラーの在庫がご用意できますので、ご試着をご希望の際は、スタッフまでお気軽にお声がけください。
「col.205」barafu(バラフ)
「col.425」gray (グレー)
2013年の発表ということもあり、レンズの天地幅はご覧のように狭く、クラシカルなデザインが全盛となった近年では敬遠されてしまいがちではありますが、これからやってくるであろう太セル、そして天地幅の狭いスクエア型というトレンドを視野に入れると、こういった過去のモデルもまだまだ活躍の場があるかもしれませんね。
昨日のブログでも触れたように、直営店ではここ最近ご使用されていないFACTORY900にカラーレンズも含めレンズ交換も承っております。ご予算も含め、スタッフまでお気軽にご相談ください。
~夏季休業~
TOKYO BASE 8月21日(月)~8月24日(木)
OSAKA BASE 8月21日(月)~8月24日(木)