FACTORY900(ファクトリー900) 新作「FA-402」と「FA-202A」を掛け比べ
おはようございます、店長です。
3回目となる緊急事態宣言が発令となりましたが、例のごとくTOKYO BASEの位置する裏通りは人通りがめっきり少なくなりました。
ちょうど1年前はTOKYO BASEも臨時休業となっておりましたが(ワタクシは大阪におりました)、今回はワタクシ1人でひっそりと営業しております。
急なメンテナンスなど、お急ぎの皆さんはご利用ください。
尚、本日OSAKA BASEは臨時休業となり、明日明後日は定休日をいただきます。 ご来店をご検討の際はお気をつけてください。
さて、今日のスタッフブログは、先日発売開始となったこちらのモデルについてです。
「FA-402」
「FA-202A」をブラッシュアップさせた新品番「FA-402」ですが、今日は実際に掛けた印象はもちろん、「FA-202A」との掛け比べしてみたいと思います。
では、それぞれのサイズ感も含め、その詳細からご覧ください。
「FA-402」¥41,800(税込) 2021年発表
サイズ56mm 鼻幅18mm レンズカーブ5カーブ テンプル長130mm
「FA-201A」¥38,500(税込) 2014年発表
サイズ56mm 鼻幅17mm レンズカーブ5カーブ テンプル長130mm
「FA-202A」をベースにした「FA-402」はレンズカーブも5カーブ、テンプルは共通のテンプルを使用しています。
その違いはなんといってもレンズシェイプになりますが、スクエア型の「FA-202A」に対して「FA-402」は、お顔なじみの良いオーバル型といったところでしょうか。
これにより、レンズの天地幅は「FA-202A」の31mmから35mmへと若干大きくなり、流線形の大文字シリーズとはいえ今の時代感を感じさせるサイズ感かと思います。
実際のところ、このレンズの天地幅に違和感を感じた皆さんもいらっしゃるかと思いますが、2006年に発表された「FA-202」のレンズ天地幅は29mm、そして2014年にリニューアルした「FA-202A」は31mmと、レンズのサイズ感も時代によって変化が伴います。
では、実際に2つのモデルを掛け比べてみましょう。
「FA-202A」はスクエア型ということもあり、シャープでスッキリとした印象を与えメリハリを感じます。対して「FA-402」は、そのレンズシェイプによって柔らかい印象かつ、どこか顔馴染みの良さを感じさせます。
おそらく「FA-402」のレンズシェイプによって同じ5カーブ設定でも、より立体感を感じさせるのでないでしょうか。
特にフローティングスタイルによって立体感が際立つ斜めからの見え方は、自身のスタイルサンプルを見る限り、個人的には「FA-402」の方が好みです。全くデザインのアプローチは異なりますが、そう・・・どこか「FA-301」のイメージが思い起こされます。
決して目を惹くような大胆なデザインとはいえませんが、FACTORY900の新スタンダードとなるべく誕生した「FA-402」、過去に「FA-202A」をご使用の皆さんにも今一度お試しいただき、その王道ともいうべきスタイルを楽しんでいただけたらと思います。