強度近視の皆さんにもおススメ?「RF-307」の度付きレンズ
おはようございます、店長です。
先週、先々週の週末に続き、またもこの週末は春の嵐になるとのこと・・・(泣)
暖かくなってきたとはいえ、皆さんもお出かけの際にはお気を付けください。
さて、先日あるお客様からご注文をいただいたこちらのレンズ
過去のブログで、ワタクシの使用している強度近視のレンズをご覧いただきましたが、こちらもレンズメーカーから届いたばかりの屈折率1.70の薄型レンズになります。初めてご覧になる方はビックリされるかもしれませんが、この状態からお選びいただいたフレームに合わせ店頭でレンズ削りフレームに組み合わせます。
ちなみに実際の度数はこの様になっています。
R S-5.75C-0.75AX170
L S-4.75C-0.75AX10 PD62
今回お選びいただいたモデルは「RF-307」col.850です。
昨年春の発表した「RF-300番台」の新作「RF-305」「RF-306」「RF-307」に関しては、”細さの限界を追求した” FACTORY900の新たな挑戦モデルとして、スタッフブログでも度々ご紹介をしてきましたが、これら3つのモデルはバネ性のあるステンレス芯を用いた極細のテンプルを使用し、見た目の通り非常に軽量に仕上がっています。
しかし、フロントのリムは適度な厚みによってカタチづくられており、レンズの厚みを気にされる皆さんにとっては非常に有効的かと思います。
実際に削り上がったレンズがこちら
厚みは最大で約4.8mmといったところでしょうか。
レンズをご覧いただくと、緩やかにカーブを描いていることがお分かりいただけるかと思います。
こちらは一般的な外面非球面ではなく、カーブの指定が可能となる内面非球面と呼ばれるレンズになります。単純にレンズを薄くするのであれば、外面非球面の方が薄くなりますが、レンズの形状はよりフラットになりフレームのフォルムは若干崩れることがデメリットです。
レンズの厚みもリムにしっかりと収まり、尚且つフレームの形状も崩れることなくキレイに出来上がりました。
また、より安定した掛け心地を考慮して、今回はピタームと呼ばれるクリングス仕様、さらに撮影時にはチタンパッドにカスタマイズしてみました。
パッドに関しては、通常の”ファ”パッド、シリコンパッド、その他チタンパッド(有料)をお選びいただけます。
カスタマイズの際はスタッフまでお気軽にご相談ください。
I様、今回お預かりしたメンテナンスと合わせ、近日中に発送いたしますので、今しばらくお待ちください。
いつもありがとうございます!