FACTORY900 RETRO(ファクトリー900 レトロ) 生産終了モデル「RF-007」のサングラス仕様
おはようございます、店長です。
この暑さのせいか?夏バテ気味というこもあり、昨日の休日は外出を控えダラダラ過ごしてしまいました(汗)結果としてあっという間にお休みが終わってしまいましたが、久しぶりにゆっくりと過ごせたのでこれはこれでヨシとしますw
さて、災害級な暑さが若干和らいだようですが、本格的な夏はこれからです。そんな今日のスタッフブログは、久しぶりにこちらのモデルをご紹介します。
「RF-007」
過去のブログでもご案内したように、2015年春に発表したレトロシリーズの2nd Collectionは、この「RF-007」を含め、現在全てのモデルが生産終了モデルとなりました。しかし、この2nd Collectionは、直営店がオープンした年に発表となり、ワタクシ自身初めてFACTORY900のメンバーとして展示会でプレゼンを行った経緯もあり、個人的には非常に思い入れが強く、そのなかでも「RF-007」に関しては、全コレクションのなかでもベスト5に入るほど大好きなモデルになります。今日は、そんな「RF-007」について当時の思い出を振り返りながらブログを書いてみようと思います。
「RF-007」¥41,800(税込) 2015年発表
サイズ49mm 鼻幅23mm レンズカーブ4カーブ テンプル長150mm
「RF-007」は、当初からクリアレンズを標準としたメガネとして発表しておりますが、個人的には、この独特なシェイプとサイズ感からサングラスとしてのご提案する機会が多く、特に今回ピックアップした「col.148」(ブラウンツートン)にカラーレンズの組み合わせは、今でもすこぶるカッコイイと思っています。
そもそも2nd Collectionは、レトロシリーズの世界観を構築すべく、FACTORY900らしい塊感にシンプルな面造形を用いデザインされています。同コレクションでは、「RF-006」をキービジュアルとして、レトロフューチャーを具現化したモデルを前面に押し出しましたが、その陰に隠れてしまった感のあるモデルがこちらの「RF-007」です。
1stモデルから継承された量感のあるフロント、肉厚なテンプル、ある意味FACTORY900らしい無骨なスタイルは、海外では当時から非常に高い評価をいただいていました。2015年当時は、まだまだFACTORY900=大文字シリーズのイメージが強く、国内ではレトロシリーズに対しての批判的な声もあり、なかなかレトロシリーズに目を向けていただけなかったこともあり、この「RF-007」の存在をご存知ない皆さんもいらっしゃるかもしれませんね(汗)
現在のレトロシリーズには、より複雑な面造形や異素材とのコンビネーションなど、洗練されたデザインに加え掛け心地の良さなど、その随所に進化が垣間見れますが、個人的にはこのシンプルなフォルムで表現された「RF-007」をはじめとした2nd Collectionにカッコ良さを感じてしまいます。
正直なところ、このボリュームからくる重さ・硬さなど、メガネやサンングラスに求められる機能性という側面では近年のレトロシリーズには劣るものがありますが、なんともこの無骨でどこか不器用なスタンスが、クラシックカーやビンテージ家具などにどこか通ずる、手にした際の高揚感を得られるように思います。
そう、カメラで例えるならオールドレンズような独特な風合いや色味のように・・・・今の時代、もっと機能性に優れ使い勝手の良いプロダクトはどの分野でもたくさん存在しますが、むしろ手のかかることにどこか愛着が持て、そして所有欲を搔き立てられるような・・・「RF-007」もそういったプロダクトの1つではないかと思います。
そんな「RF-007」ですが、現在TOKYO BASEには、メガネ仕様だけでなくサングラス仕様もご用意しております。店頭には陳列していないため、ご試着をご希望の際は、スタッフまでお気軽にお声がけください。
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