「水曜日のひとりごと」エモさとは? RF-081から考えてみる
おはようございます。
OSAKA BASE の済です。本日は定休日の水曜日。どれぐらいの方に読んでいただけるのでしょうか?
偶然開いてみてくれた方、ありがとうございます。水曜日は、「ひとりごと」と題して、その時に感じていることをブログに綴っていこうと思います。お時間あるときにでも、読んでいただけたら嬉しいです。
「世の中の人は何に興味を持っているのだろう。」そんなことを考えていることが好きです。
ヒトの消費スタイルは、経済や政治など、世界の流れをくみながら時代とともに移り変わっています。振り返ってみると、「モノ→コト→トキ→イミ・エモ」 という流れのようですね。もちろん、そこには「ヒト」が大事であることには変わりないけれど、デジタル化が進んで、人がいなくても気軽に買えてしまう時代になりました。世間一般では「接客されたくない」そんな言葉を時々耳にいたしますが、個人的には、そんな時代だからこそ、その「接客されたくない」という言葉を胸に、「ヒト」を大事にしたいなと日々考えながら過ごしています。
そんな中、今は「エモ」消費なるものが増加していると知り、ちょっとばかし考えてみました。エモとは「エモーショナル(emotional=感情的)が語源です。理屈的に説明できないのだけどなんか満たされる「なんかいいんだよね~」的な感情をシェアすることが特徴的です。調べた例でいきますと、「推し活の誕生日」など、推しへの愛をSNSへアップしたり、カメラもデジタルが普及している中、お金も手間もかかるフィルムカメラに注目されたり、CDは買わないけど、音楽フェスには行く(笑)などもあるそうです。
楽しい!幸せ!といった感情をその場にいる人と共有し、人と人との繋がりにお金や時間をかけるエモ消費へと広がりを見せているようです。
そういった意味では、FACTORY900は、まさに「エモ」の真っただ中(笑)。
右脳を揺さぶり、人の心の奥底に突き刺さる、そんなプロダクトのように思います。
Z世代と言われる、若い方に、メガネの奥深さとFACTORY900を知ってもらえたら嬉しいですね。
さて、久しぶりに「エモ」という言葉を耳にしたわけですが、一過性と思われた言葉がまだ続いていたことに(40代の)ワタクシ安心しながらも、せっかくなので「エモい」フレームについて考えてみようと思います。
「RF-081」です。
意外といったら、この「RF-081」に失礼かもしれませんが、最近エモいなあとよく眺めております。FACTORY900のブランドの中でもスタンダードでかけやすいシリーズ。
一切の無駄を削ぎ落した、細身のクラウンパント型。薄めのテレビジョンカットが絶妙に効果を発揮し、上品さ・上質さを纏っています。
シンプルと言えど、一切手を抜いていないこだわりのデザインと、お顔にフィットする馴染みやすさとかけやすさのバランスが見事です。
テレビジョンカットが目元にほどよく光を集め、角度を変えたときにキラっと表情を変化させる、そのさりげなさが“エモい”。「自分だけが知ってしまった」、また、「私だけが気付いてしまった」、など、映画でスローモーションになりそうな場面が浮かびます。
エモさを感じる部分は、ひとそれぞれ。でも、そのエモさって確かに自分だけのものにするのではなく、だれかにわかってもらいたい、だれかと共有し、繋がりをもちたいと思うものかもしれません。もともとは虹に出逢ったときなど、偶然が重なりうまれたものが、本来エモいと使われていたような気もしますが、流行り言葉にならず言葉が定着したのも、なんとなく頷けます。他の表現でうまい言葉が見つからないのですよね。
エモいという言葉は、個人的に使わなかったのですが、RF-081を手にしたとき、感情がゆさぶられ、エモいという言葉を口にしてしまいました。
内側に薄く縁取られたカット面、サイドに向かって流れるようなラインは、手でなぞりたくなる。さらに、
カラー番号583:gray green/brown two-toneは、夜が徐々に明けていくような空のようで、センシュアリティも感じさせながら、上品で大人の雰囲気が漂います。
いつもの日常が少し優美で、特別なものになる。
うーん、やっぱり「エモい」ですね。
シンプルでスタンダードなモノ、FACTORY900らしいエモさがちりばめられた「RF-081」をちょっと手に取って、なにか感じてもらえたら嬉しいです。
本日も、あなたにとってステキな一日となりますように・・・(^▽^)/