FACTORY900 RETRO(ファクトリー900レトロ) 生産終了モデル「RF-030」
おはようございます、店長です。
ふとカレンダーに目をやると、国内の展示会まであと1週間・・・そして来週末はエンドユーザーの皆さんに向けた新作発表会、さらに翌週は某イベントに参加するため出張と10月の予定はすでにカツカツですwおそらく息をつく間もなく10月が終わってしまいそうですが、2023年もあと3ヶ月、1日1日を大切にこのまま全力で突っ走ります。
さて、そんな今日のスタッフブログは、こちらのモデルをご紹介します。
「RF-030」
FACTORY900 RETROには様々なモデルがあり、レンズシェイプもメガネの一般的な玉型には当てはまらない個性的なモデルが多数存在しますが、おそらく全コレクションを通して、最もオーソドックでクセのないモデルがこちらの「RF-030」ではないかと思います。残念ながらこの春、生産終了が決定しておりますが、現在直営店には在庫の用意があるため、この機会にご紹介をさせていただきます。
「RF-035」¥41,800(税込) 2017年発表
サイズ48mm 鼻幅22mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
ご覧の通り、これぞウェリントン型といえる見本のような玉型です。そもそも「RF-030番台」は、2017年春にレトロシリーズのスタンダードコレクションとして誕生しました。当時はある意味FACTORY900らしい、肉厚で重厚なモデルが大半を占め、男女を問わず多くの皆さんにご提案できるモデルが少なく、この「RF-030」の登場で、FACTORY900からのご提案の幅が広がったということは間違いありません。
個性の強さは極力抑え、クラシックフレームが初めての皆さんにも気負わず掛けていただけるようなシンプルなデザインです。とはいえフロントには面カットを施し、凹凸のあるブリッジからは立体感が感じ取れます。スタンダードコレクションといいながらも「RF-300番台」とは異なるディテールの作り込みは、この「RF-030」でもしっかりと表現されている訳です。
現在、「RF-032」「RF-035」をクリングスパッド仕様してモデルチェンジした「RF-037」「RF-038」のようなリム厚の強弱もなく、非常にプレーンな横顔です。
では、実際に掛けた印象もご覧いただこうと思いますが、男女を問わずご提案できるモデルということで、ワタクシ・スタッフ松本のスタイルサンプルをご用意しました。
ワタクシにとってはジャストサイズ、ただし天地幅の広い「RF-038」よりも全体的に厚みが薄いこともあり、非常にスッキリとした印象です。個性的なメガネを好まれる皆さんには、面白みのないデザインに見えると思いますが、スチュエーションを選ばずどんな時にも活用できるメガネが1本あるとなにかと重宝します。
これは女性の皆さんにも同じことがいえますが、お洋服との相性もそこまでシビアに考えず、さっと手に取れる気軽さは「RF-030」の大きなメリットといえるのではないでしょうか。
強いていうのであれば、発表した2017年当時はクリングスパッド仕様のモデルが極端に少なく、「RF-030」に関してもお客様によっては鼻盛り加工が前提になる場合がございます。すでに「RF-030」をご使用の皆さんで掛け心地に不満をお持ちの皆さんはお気軽にご相談ください。
すでに生産終了モデルということもあり、店頭には陳列しておりませんが、ご試着をご希望の際はスタッフまでお気軽にお声がけください。