FACTORY900 RETRO(ファクトリー900 レトロ)生産終了モデル「RF-005」
おはようございます、店長です。
昨日、関東地方では”春一番”が吹きました。どうやら昨年より14日も早いとか・・・暖かいのはありがたいのですが、花粉症の皆さんには一足早く辛い季節がやってきそうですね(汗)そうこうしているうちに2月も折り返し、今日も皆さんのご来店お待ちしております。
さて、今日はこちらのモデルをご紹介します。
「RF-005」
つい先日ご紹介した「RF-008」同様2015SS Collectionとして発表となった「RF-005」
ワタクシも自身2本目となるレトロシリーズとしてしばらく愛用していたこともあり、思い入れも深く過去のブログでも度々ご紹介してきましたが、2015年に発表した2ndモデルは、昨年春に生産終了モデルの該当品番となっています。本社の在庫が無くなり次第終了となりますが、今現在、TOKYO BASEには全カラー在庫の用意がありますので、この機会にご紹介させていただきます。
「RF-005」¥41,800(税込) 2015年発表
サイズ46mm 鼻幅22mm レンズカーブ4カーブ テンプル長150mm
今でこそレトロシリーズには様々なウエリントン型が存在しますが、「RF-005」こそがレトロシリーズでは最初にデザインされた王道ともいうべきウェリントン型になります。
そもそも2ndモデルは、1stモデル同様、レトロシリーズの世界観を作り上げるため、極力シンプルな面造形を用い、まるで箱型のような無骨なデザインによって当時のモノづくりを再現したかのような仕上がりになっています。
その分、重厚感もありずっしりとした佇まいは、FACTORY900らしさを存分に味わっていただけることからもファンの皆さんも多く、特に「RF-005」に関しては、今もメインのメガネとしてご使用いただいている皆さんもいらっしゃいます。
近年のレトロシリーズは、その造形1つをとっても年々複雑になっており、メガネとしての機能性を向上させるため、軽量化はもちろん掛け心地により配慮したデザインに進化しておりますが、レトロシリーズの根底ともいえる1st・2ndモデルがあったからこそ、その先の未来にたどり着けたといっても過言ではありません。
このように、決して目を惹くようなインパクトはありませんが、今もこうしてお顔にすっと収まるそのサイズ感とちょうど良い存在感が秀逸です。王道なウェリントン型ということでクセも少なく、同じテンプルを使用しているラウンド型の「RF-004」よりもお選びいただく機会は多かったように思います。
また、今回ピックアップしたこちらのツートンカラー「col.523」(グリーン/グレー)は、自社で張り合わせたオリジナルカラーになり、近年多用しているオリジナルツートンの先駆けともいえるカラーです。
ワタクシも愛用していた「col.047」(グレー/ブラウン)ほか、「col.880」(キハク)を最初にカラーバリエーションに組み込んだのも「RF-005」「RF-006」と2ndモデルからになります。
2015年当時は、まだまだFACTORY900(大文字シリーズ)のイメージが強く、取扱店さまはもとよりエンドユーザーの皆さんにもレトロシリーズに目を向けていただきにくかったことは否めません。今年で丸10年となるFACTORY900 RETRO、この機会に是非過去のモデルにも触れていただけたらと思います。