FACTORY900 RETRO(ファクトリー900 レトロ) ウェリントン型の掛け比べ
おはようございます、店長です。
来月8日(土)9日(日)はTOKYO BASEにて開催のライフスタイルイベント、「ライフスタイルをデザインする Vol.3」相棒に出逢う、Portailleの日。そして7月はOSAKA BASEでVioRouのPOP-UP EVENTと、直営店ではこれから夏に向けて独自のイベントが続きます。
さらに!
7月後半にはFACTORY900ならではのイベントが控えております。詳細についてはまだ先になりますが、こちらも是非お楽しみに!!
さて、今日のスタッフブログは、レトロシリーズから2つのモデルをご紹介させてただきます。
「RF-012」&「RF-030」
すでに両モデルともに生産終了の該当品番ですが、「RF-012」に関しては、先日あるお客様にご提案させていただいたなかで、そのバランスのとれたデザイン性と掛け心地の良さを再認識したところです。そこで今日のスタッフブログは「RF-012」と、今ではレトロシリーズの定番となった「RF-030番台」の初期モデル「RF-030」を比較しながらご紹介させていただきます。
「RF-012」¥41,800(税込) 2016年発表
「RF-030」¥41,800(税込) 2017年発表
両モデルの共通点といえば、ボストン型というクラシカルなデザインでは定番といえるそのシェイプです。
サイズ51mm 鼻幅18mm レンズカーブ4カーブ テンプル長150mm
サイズ48mm 鼻幅22mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
ご覧のように正面から比較すると、フロントリムの厚みに大きな違いがあるものの、当時のレトロシリーズの中ではクセも少なく、FACTORY900ご新規の皆さんにもお選びいただく機会も多く、様々なシーンでご使用いただけるモデルになりました。
とはいえ当時はレトロシリーズもまだまだ発展途上であり、まさにこの「RF-012」を発表した2016年からレトロシリーズの進化への第一歩を踏み出したといっても過言ではありません。
ご覧のように、大胆にカットされたフロント部の造形面が非常に特徴的でありながら、テンプルの厚みを大幅に薄くしフレームの軽量化とともに掛け心地の向上を図りました。また、1st・2ndモデルに比べ、鼻幅を狭く設定したことで一体型のパッドとはいえ安定感のある掛け心地を得られるようになりました。
コンサバティブなデザインが全盛といわれた当時、同じクラシックフレーム、そしてオーソドックスなウェリントン型でありながら、ここまで存在感のあるデザインは少なかったように感じます。そもそも非常に特徴が出しにくいといわれるクラシカルなデザインですが、その中でもしっかりとブランドの”らしさ”も感じられるウェリントン型といえるのではないでしょうか。
そんななか、翌年の春には本格的にFACTORY900の定番といえるデザインを目指した「RF-030番台」を発表しました。個性・主張を抑え、もっと多くの皆さんにブランドを知っていただく足がかりとしてデザインされた「RF-030」
冒頭でも触れたように、当時から男性のイメージが非常に強いFACTORY900ですが、この「RF-030」により女性の皆さんへのご提案の幅が広がったことは間違いありません。
サイズ感は「RF-012」に比べ一回り小さく、女性の皆さんでも取り入れやすいという点は納得のサイズ感です。鼻幅は22mmとヨーロッパ・欧米向きということもあり、直営店では鼻盛りなどカスタムが必要になるケースが多かったと記憶しています。
しかし、2017年当時国内では、大文字シリーズの認知度がその大半を占め、こういったクラシカルなデザインに対して否定的な声も少なからずあり、比較的細身でシンプルな「RF-030」はなかなか評価をされなかった不遇のモデルといえるかもしれません。
さてさて、すでに生産終了モデルとはいえ、直営店および福井本社には一部のカラーはまだ在庫の用意がございます。在庫の有無に関してはお気軽にお問い合わせください。また、店頭には陳列していないためご試着を希望の際はスタッフまでお声がけください。
HOYA・ZEISS 調光レンズフェア 5月31日(金)まで
~ライフスタイル イベント~
「ライフスタイルをデザインする Vol.3」相棒に出逢う、Portailleの日。
6月8日(土)9日(日)
FACTORY900 TOKYO BASE
12:00~20:00
VioRou POP-UP EVENT
7月6日(土)〜 7月15日(月)
FACTORY900 OSAKA BASE