FACTORY900 RETRO(ファクトリー900 レトロ) 「RF-071」
おはようございます、店長です。
4月は真冬並みの寒さと冷たい雨からのスタートとなりました。
こんな日は人通りも少なく静かな1日になりがちですが、店内を暖かくして皆さんのご来店お待ちいたしております。
さて、春の展示会を一週間後に控え、2025SS Collectionからはメインビジュアルとして「RF-072」が公開されていますが、今日のスタッフブログはこちらのモデルをご紹介したいと思います。
「RF-071」
2018年の発表と、すでに丸7年が経過している「RF-071」ですが、今も現行モデルとして展開しつつも人気の「col.220」(明茶柄ツートン)がすでに廃色ということもあり、近年のモデルに比べるとその人気は押され気味です。とはいえ、他のレトロシリーズにはない特徴的な点もあり、今回改めてご紹介させていただきます。
「RF-071」¥48,400(税込) 2018年発表
サイズ47mm 鼻幅23mm レンズカーブ4カーブ テンプル長150mm
その特徴的なシェイプはご覧の通りですが、なんといってもそのサイズ感が大きなポイントであり、他ブランドにありそうでない「RF-071」の着目すべき点ではないかと思っています。
当時はまだまだクラウンパント型をはじめとしたフレンチテイストのデザインに人気が集中しており、FACTORY900を代表するクラウンパント型「RF-001」も国内外を通して高い評価をいただきました。しかし、フレンチテイストのメガネはどうしてもサイズ感は小ぶりになりがちであり、日本人をはじめアジア人の骨格には合わせにくいという点は否めないと思います。
そこで改めて「RF-071」のサイズに着目してみると、サイズ47mm鼻幅23mmと、意外にも一般的なクラウンパント型に比べ大きく、さらに「RF-001」をはじめとした1stモデルで採用していた極厚のテンプルを若干スリムにすることで、掛け心地の安定化を図りました。また、それと同時にフロントの裏側をすり鉢状に削り取り全体的な軽量化を実現しました。
しかし、全体的に軽量化されたとはいえ、初期のレトロシリーズを思わせる見た目のボリュームは損なわれず、その随所から”らしさ”を感じ取っていただけるかと思います。
つまり、当時のレトロシリーズのテイストはそのままに、メガネに求められる機能性を底上げすることになった「RF-071」は、この10年の歴史の中で大きな役割を担ったといっても過言ではありません。現在はクリングスパッドを標準とするモデルが増え、さらに掛け心地など機能性は高まり、完成度は高くなっておりますが、レンズシェイプや造形にみえる荒々しさは、デザイナー青山が当時感じた時代感が反映されており、その点も「RF-071」の大きな魅力といえるのかもしれません。
過去にはそんな「RF-071」の直営店限定カラーもご用意しております。
こちらは公式オンラインショップでもお求めいただけますので遠方の皆さんは是非ご活用ください。
「RF-071」col.413 ( 直営店限定カラー )
※col.412は現在欠品しております。、
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