直営店で推奨しているレンズのお話
おはようございます、店長です。
GWも残り2日となりましたね~。
現在、TOKYO BASEで開催中の”職人による磨きイベント”は今日が最終日となります。
この機会に是非足をお運びください。
また、ワタクシ店長は明日までOSAKA BASEの勤務となります。GWの締めくくりに是非OSAKA BASEにも遊びにいらしてください。
さて、今日の店長ブログはレンズについてです。
過去のブログでもドイツの光学メーカーZEISSのレンズに関してご紹介をしてきましたが、基本的に直営店として推奨しているレンズはレンズメーカーに限らず、”内面非球面”と呼ばれるレンズになります。
その理由については様々な点が挙げられますが、その理由の1つはレンズにカーブの指定ができるということです。
お気づきの皆さんもいらっしゃるかと思いますが、過去の店長ブログからモデルをご紹介する際にはレンズのカーブ値を記載しています。
例えば、人気モデル「FA-240」は5カーブ設定、「FA-160」は6カーブ設定、ここ最近のモデルでいえば「FA-234」は4カーブ設定といった具合に、モデルによってそのカーブ設定は様々です。
そこで我々、直営店としてはそのフレームのフォルムを崩さないよう、レンズの形状にもこだわっています。
先ずはこちらの写真からご覧ください。
内面非球面(カーブ指定) ※S-3.00
外面非球面 ※S-3.00
上の写真はカーブ指定をした内面非球面レンズ、写真下は一般的な外面非球面レンズになります。
ご覧の通り、2つのレンズは同じ同数ですがレンズの形状が全く異なることがお分かりいただけると思います。
では、このレンズをレンズを削り実際にフレームに入れてみるとどうなるのでしょうか?
内面非球面(カーブ指定) ※S-3.00
外面非球面 ※S-3.00
今回は人気モデル「FA-240」にそれぞれのレンズを組み合わせてみました。
こちらの度数-3.00の外面非球面レンズのカーブ値を計測してみると2.6カーブ、本来「FA-240」のカーブは5カーブ設定ということもあり、その見た目は必然的にどこか平面的な印象に・・・
写真にしてしまうと違いがなかなか伝わりませんが、実際にこの違いは一目瞭然です。
また、カーブの値に誤差が大きければ大きいほど、レンズの収まりにも甘さが生じます(汗)
別の角度から比較してみましょう。
下の写真の外面非球面レンズは赤丸の箇所にあるように、フロントのカーブに対してレンズが前にせり出てしまいます。
非常に細かいことではありますが、こういったところも直営店としてのこだわりたいところの1つです。
もちろん外面非球面レンズが全くダメということではありません。
また、近本的に内面非球面の見え方が合わないという皆さんもゼロではありません。
今までご使用のメガネ、お客様の度数、ご検討のモデル種、ご予算などなど、最終的にはお客様とのヒアリングが非常に重要なポイントになります。
レンズに関しては、お客様1人1人によって条件も異なるため、なかなかブログではその全てをお伝えすることが難しいのが現状ですが、ご来店の際にはスタッフまで是非ご相談ください。
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