調光レンズについて、お客様からのご質問をもとに検証してみました。
おはようございます、店長です。
大阪から帰り、バックヤードにこもりながらGWにご注文いただいたメガネの加工に専念しております。加えて鼻盛りや磨きなど、なにかとやる事満載ですが、その合間を縫ってデザイナー青山と打ち合わせ等々、ホントに1日があっという間に終わってしまいます(汗)この分だと、息つく暇もなく5月が終わってしまいそうですが、そろそろ、この後に控えるイベントに向けて準備に取り掛かります。
さて、先日OSAKA BASEにて、可視光線調光”SENSITY DARK”のサンプルをご用意した事をブログでご紹介しましたが、その後あるお客様より調光レンズについてお問い合わせいただきました。
「紫外線調光レンズは、雨の日は発色するのでしょうか?また、可視光線調光は、室内のライトでどの程度発色するのでしょうか?」
先日、OSAKA BASEの可視光線調光のサンプル「RF-080」を撮影した際は曇天。ブログでご紹介した通り、曇天とはいえ日中の明るさに加え降り注ぐ紫外線によって、我々の予想を上回る結果となりました。
そこで今回は、梅雨入りを思わせる小雨が降りしきる中、紫外線調光”SENSITY2”がどの程度発色するのか?実際に試してみたと思います。では、早速屋外にサンプルを出してみましょう。
小雨の降りしきる14時の屋外ですが、早速トレーに載せたサンプルが発色しています。ここまで約30秒、小雨とはいえ比較的しっかり発色した印象です。念のため、以前の紫外線調光”サンテックシリーズ”も一緒に屋外に出してみましたが、同じく発色が見られます。
強いていえば、”SENSITY2”の方がより濃く発色している印象です。
つまり、小雨とはいえ紫外線調光が発色していることからも、この季節は紫外線が降り注いでいることが分かります。しかし雨の状況にもよりますが、傘をさすことで紫外線をシャットアウトすることが予想され、発色は起こりにくいと思われます。
続いて、「室内での可視光線調光の発色について」ですが、”SENSITY2”と”SENSITY DARK”を蛍光灯の下で撮影してみました。
ご覧のように、両者とも完全なクリアとはいえません。濃度にして10%未満といったところでしょうか。
そこで、今度は可視光線調光のサンプルを蛍光灯に近づけてみました。
至近距離で蛍光灯にレンズをかざすこと約20秒、このように濃度に変化がみられました。(レンズの濃度や露光量に関しては編集を行っていません)
屋内の環境など一概にはいえませんが、室内で発色が見られるのはかなりの光量が必要かと推測されます。つまり、可視光線にも反応する”SENSITY DARK”ですが、屋内では従来の調光レンズと同じ感覚でご使用いただけるかと思います。
さて、今日のスタッフブログでは、お客様からいただいた調光レンズの疑問について検証を行ってみました。
今後もお客様のご質問に関しては、可能な限りお答えできればと思っています。ご来店の際にでもお気軽にお声がけください。
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