傷んだメガネはどの程度キレイになるのか? FACTORY900 TOKYO BASEのメンテナンス

おはようございます、店長です。

先日あるブランドの方とお話をする機会がありました。
その方は加工担当のプロフェッショナル。
加工の話はもちろん、レンズカーブのことまで色々なお話しを伺うことが出来ました。
ブランドは違えど、非常に興味深く、勉強になりました。
やっぱりフレームとレンズの相性って大事だなと改めて感じたところです。
今はワタクシが業界に入ったころよりもレンズを削る加工機と呼ばれる機械もさらにオートメーション化されています。
しかし、その加工機をどう操り、最適な状態で削り上げるか?
そしてその削りあがったレンズをどうフレームに入れるか?
最終的にはやはり人の手が加わります。

検査やメガネのフィッティングと同じくらい加工と呼ばれる作業も大事ですね~。

さて、TOKYO BASEではそういった作業はワタクシが行っておりますが、それ以外にも店長のお仕事はあるのです。

工場ブランドであるFACTORY900の直営店として必修なのが磨きです。
つまりフレームの再研磨ですね。
以前もブログにてご紹介しましたが今日はこちらのモデル。

先日ご来店されたお客様が長年ご愛用頂いていた「FA-094」です。
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6~7年前にご購入頂いたとのことですが、年数を重ねてご使用頂くなかでアセテート生地の表面が白く変色してしまいました。
残念ながら、かなりの重症・・・

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よくよくお話を伺うと、メガネを掛けたままお風呂にも入ってしまうとの事。
目の悪い皆さんからすると「お風呂や温泉でメガネ外してしまうと足元が全く見えない!」
ついついメガネを掛けたままそのままお風呂に入ってしまう・・・

皆さんもこんなご経験ありませんか?


実はこのような行為がメガネを痛める大きな原因となります。
基本、メガネはお風呂はNGです。
特にプラスチックフレームの素材であるアセテートはお湯はよろしくありません。

また、レンズも劣化の原因となりますのでお気をつけ下さい。
また、ウェットティッシュでメガネを拭くこともおススメ出来ません。
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ここまでフレームが劣化した状態でどこまでキレイになるか??

今回はかなりのダメージが見受けられたのでお預かりをさせて頂きました。
仕上がりはこちら。
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いかがですか?
100%とは言えませんが見違えるような光沢が蘇りました。
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しかし、ここで注意点があります。
見た目は新品のようにキレイにみえますが、もちろん素材が新しくなった訳ではありません。
長年ご使用頂くなかで蓄積されたダメージは必ずあります。
見た目はキレイですが今後ご使用頂くなかで慎重にお取扱下さい。

今までご使用してきたメガネには皆さんきっと愛着をもたれていると思います。
掛ける頻度は少なくなったとしてもキレイな状態で保管しておいた方が気持ち良いですよね。
ある意味、皆さんの歴史と思い入れの詰まったメガネをメンテナンスしてみませんか?
お気軽にお問い合わせ下さい!


FACTORY900 TOKYO BASE
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-21-21 MOON-SITE 1F
TEL&FAX 03-3409-0098 E-mail: tokyobase@factory900.jp
Facebook: http://www.facebook.com/FACTORY900TOKYOBASE
営業時間 12:00~20:00 水曜日定休

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