アセテートフレームのくすみとTOKYO BASEの磨きサービス
おはようございます、店長です。
今日から2月がスタートします！
本来であれば、今月14日で直営店TOKYO BASEは4周年を向かえる訳ですが、来月14日のOSAKA BASEオープニングイベントに合わせて周年イベントを行います。皆さま、是非お楽しみに！
さて、今日はメンテナンスのお話です。
過去、TOKYO BASEの磨きサービスに関しては、度々ご紹介をしてきましたが、そもそもアセテートフレームの表面がくすんでしまうのは、汗や整髪料がアセテートの表面に付着して化学反応をおこすことが原因です。その結果、フレームの油分が抜けて乾燥してしまい最終的には白く変色してしまいます。
こうなった場合、ウエットテッシュや汗ふきシートなど、アルコール系の成分が含まれるシートでメガネを拭いてしまうのはNGです。一見キレイになりそうですが、シートに含まれている成分がよりフレームにダメージを与えることになります。
また、すでに劣化しているアセテートフレームに関しては、超音波洗浄機で洗浄することもあまりオススメできません。
どちらも、さらに油分が抜けやすくなり、より乾燥を促進させてしまいます。
ちなみにアルコール系のシートは 経年変化が著しいフレームだけでなく、新品のフレームに対してもダメージを与えます。
下の写真をご覧下さい。
実際にサンプル品で試した結果、数回拭いた程度では分りやすい変化は見受けられませんが、これを繰り返すことで劣化を早める原因になりますのでお気をつけ下さい。(※素材、保存状態によっては、すぐに影響のあるものもあります)
一部メーカさんより、ご自身でアセテートの艶を戻すクリームも販売されておりますが、TOKYO BASEではFACTORY900のモデルは無料で磨き行ってます。本社工場での磨きをご希望の場合は、¥3,000(税別)にて承ります。
今回お預かりした「fa-1122」も店頭で磨きを行いましたが、以下の写真の通り当初の艶を戻すことが出来ました。
メガネは取扱いの仕方次第で、ダメージの状態も大きく変わります。
日常での水洗いは基本ですが、それでも年数を重ねるなかで必ずメンテナンスは必要となります。
こういったメンテナンスもそうですが、我々にとっては当たり前と思っていることでも、皆さんにとってはそうともいえませんね。
ご来店の際は、スタッフまでお気軽にご相談下さい。
FACTORY900 TOKYO BASE
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