「水曜日のひとりごと vol.8」ここちよい違和感
おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.8」OSAKA BASEの済です。
毎日書いている長谷川と違い、週に1回しか書いていないのに、もう一週間経った!?と毎度驚いています。早い・・・。
先日のブログでもご紹介し、OSAKA BASEのInstagramでもご案内しておりますが、ただいまプチギャラリーと称し「ヤマシタ ミユカ」さんの個展を開催しております♪
11/3(金)~11/12(日)までご覧いただけますので、この機会にぜひ、アートの秋をお楽しみいただけたらと思います。
さて、今回は「違和感」について・・・。
私は、芸術に対して造詣が深くないので、好きか好きではないか、いや好みかどうかでの話になってしまうのですが、今回のプチギャラリー「ヤマシタ ミユカ」さんの絵を拝見したときに、すごく心を持っていかれました。まさに「あー好きぃ!」というやつです。
ヤマシタ ミユカさんはとてもお若く、作風もいろいろと変化しているようなので、今後どんな絵を描くのだろうかと、とっても楽しみな作家さんです。
どのような作風かは、以前のブログでのご紹介を見ていただけたら幸いです。
彼女の描いた作品に惹かれたのは、「違和感」です。ギャップというか、非日常を日常の中にすっと入ってくるような、逆に日常の中に、非日常が混ざってしまった感じと言いますか、「違和感」が溶け込んでいて、それが、見るヒトによってさまざまなストーリーを思い描いていくような錯覚を起こします。映画であったり、アニメであったり、小説の挿絵であったり…。
シンプルな絵なんだけど、情景が思い浮かび、妄想ではあるけれどストーリーを膨らませたくなる、そんな感じです。それは彼女がもつ絵力と、ちょっとした「違和感」がそうさせているような気がします。
(FA-402)
あくまでも個人的主観なのですが、FACTORY900のメガネにも同じような感覚があって、
ひとつのフレームは、プロダクト(商品)なんだけど、ただのプロダクトではなく、ひとつのモノのなかに、そのかけるであろうヒトの“コト・ストーリー”が潜んでいる。そして、決して馴染むわけではないけれど、「そのヒトには馴染む」というその違和感。(笑)
果てしなく「美とはなにか」を探求し、プロダクトに落とし続けるFACTORY900のデザインは、ぱっと見たときの右脳をわしづかみにするような楽しさの中に、言われて気づかされる他にはない細やかなディテールも特徴です。直線もただの直線ではない、平面もただの平面ではない・・・。
(RF-150)
普通には存在しないちょっとした「違和感」を楽しんでいて、でも遊んでいるだけではなく、お顔にのせたときに生きるようにデザインされています。
(FA-340)
感じ方はさまざまですが、少しの違和感がもたらす効果は『いい感じに、記憶に残るもの』だと考えています。その人が纏うオーラを引き出し、見る人、出会うヒトの記憶に残させる。
今回のプチギャラリー「ヤマシタ ミユカ」さんの作品は、「ここちよい違和感」を感じさせてくれます。
絵というアートも、FACTORY900というメガネも、いろんな価値観がある中で選ばれる「好き」。
好きだけど、なんか似合わないからかけられないではなく、ちょっと違う感じでかけてみたら「ここちよい違和感」へと変化させるかもしれません。
一度見てみて、掛けてみて、ひとつのモノにたいして、深く考察してみるのも面白いと思います。
いろんなアートに触れてみる、いろんなメガネに触れてみる。出逢いは大事です。
今まで気にならなかったものに、新しくときめくかもしれません。
(FA-235)
OSAKA BASEにて、絶賛開催中のプチギャラリー「ヤマシタ ミユカ」展は、11/12(日)までです。
※定休日:水曜日
ぜひ、アートとFACTORY900 を一緒に楽しんで、ご覧いただけたらと思います。
「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、お一人お一人にお会いし、いろんなお話しができたらとても嬉しく思います。
今日も読んでいただきありがとうございます!
本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)