「水曜日のひとりごと vol.9」"間違えたくない" 心理
おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.9」OSAKA BASEの済です。
水曜日のひとりごとを書くようになり、世間の情報に、より目を向けるようになりました(笑)
今、世の中で起こっていることとメガネを、一緒に考えたくなるんですよね。
これから内容も日々精査しながら、読み物としてお届けできたらと思います。
(文章力向上!!)
さて、今回は「間違えたくない」という気持ちについて・・・。
ちまたで流行っている(らしい)、ダーマコスメ。
皮膚科学や皮膚科医などの専門家が開発・監修したコスメのことです。かくいう私も、アトピー性の敏感肌で、肌荒れを起こしやすいため、エビデンスに基づいたトラブルを起こしそうにない、スキンケア商品を選びがちです。かわいい!いい色!も大事だけど、より肌に優しい良いものをというものをうたっている間違えなさそうなものが選ばれます。
ファッションにおいても同じ傾向にあり、パーソナルカラーや、骨格診断など、「自分を知り”間違いのない”ようなものを選ぶ」という意識が年々強まっているような気がします。世の中骨格ストレートが多いのか、オーナーさんが骨格ストレートなのか「骨格ストレート専門店」なども出てきましたからね!
もちろん、それが決して悪いわけではありません。まず自分を知ることは何よりも大事です。
「間違えたくない」という気持ちと、「自分のルール」というのは、少し違っているなと思っていて、メガネを選ぶということにおいても、どちらの気持ちが強いのかで、お選び・おすすめするものが変わってくるということです。
話はちょっと離れてしまいますが、以前「セブンルール」という情報バラエティ番組がありまして、その番組のファンだったのですが、残念ながら終了してしまいました。今、“最も見たい女性、最も見てもらいたい女性”を「7つのルール」で描き出されたドキュメンタリー。
なるほど、この生き方に対して、そういうルールをもっているのね~と納得・感心をしてしまうものから、くすっと笑っちゃうかわいらしいルールなど、ヒトそれぞれ、自分が生きるうえでのルールがあるのではないかと思います。
いつも、その場をふわふわ生きているような私にとって、私の「ルール」って何だろうと考え、無駄に凹むわけです(笑)。
そんな私でも、ルールはありまして、仕事が好きな私としては、仕事のときが一番、自分が好きなスタイルで働くというルールがあります。自分自身の自己肯定感が上がるということもありますし、何よりもメガネ屋の接客員として、見本となっていたいということが一番ですね。
メガネ屋に勤めて、23年以上ですが、それは変わらないルールです。
(ジャージ上下着ています。でも、おされジャージです)
話を元に戻しますと、
「間違えたくない、メガネの選び方」は、いわゆる理論になりまして、お顔やスタイルに合わせて、細かく分析することで間違いのないメガネ選びが可能となります。メガネ選びに関して”納得”いくことができるものかと・・・。
お顔型、パーソナルカラー、ファッションテイストなどなど・・・メガネ選びはさまざまな分析があります。
(ご興味ある方は、診断できますのでOSAKA BASE 済まで)
「自分のルール」に関しては、要は“自分次第”です。自分自身がどうありたいか、何を優先しているのか、、、につきます。
私自身において、メガネ選びに関して言いますと、完全に「自分ルール」です。
間違えていようが、自分が好きだな~という直感を信じ、それに似合わせていく感じですね。
メガネ選びにおいての大きなくくりの「自分ルール」は、前回お伝えした「ここちよい違和感」のあるものです。自己分析をしたうえで、馴染むものではなく違和感が少しあるものになります。(大きくは外しません。悪目立ちは、接客員としてだめだと思っています)
メガネ選び1つ目のルールは、顔に対して地味にならないもの。顔のパーツが小さく、どちらかというと全体的に幼いつくりなので、顔に対して主張するものをあえて選んでいます。
2つ目は、ボケないもの。極端な話、メイクをしなくてもくすまずにいけるぐらいの強めのカラー。パーソナルカラーも一応踏まえてはいますね。
3つ目は、カッコイイもの。自分自身”常にかっこよくありたい”という想いが強く、それはお洋服にもメイクにも反映されています。デザインや素材、カラーでも、厚めのものや濃いもの、メイクは派手ではないのですが、眉毛は濃く太く!(笑)みたいな。メガネも大人かわいさはあったとしても全体的にどこかカッコいい要素のあるものを選んでいます。
3つのルールが、私のメガネ選びにおいての「自分のルール」です。おそらく、分析をきっちりしたうえでメガネを選ぶと、かわいらしいものになりがちになります。自分の気持ちを大事にしたうえで、自分をよく知ったうえで、メガネを選び、似合わせるようにしています。
「間違えたくない」という気持ちは大事だし、お仕事やかける場所によって制約がある場合もありますから、一概に「自分のルール」が正しいわけではないのですが、一度、右脳にまかせた、接客員に任せたものをいろいろかけてみて欲しいな~と思っています。
意外となんとかなるものです。
先日、久しぶりにRF-101をかけましたが、これも顔から分析すると似合いにくいものでした。
でも、似合わせようと買ったものです。
上の写真は、よりかっこよく合わせるために、オーバーサイズの紺のジャケットを着ました。紺ブレっぽく。
ジャケットの下は、カシミヤの入った薄手のタートルニットを、そして、パンツはレザーです。かっこよくかけるために上品にまとめながら、少しかっちりしすぎないようにハズしてノースリーブのパーカーを合わせました。
下の写真は、次の日同じRF-101で差をつけたかったため、ギーク(おたく)っぽく仕上げるために、トラックジャケットにトラックパンツをあわせた、ザ・ジャージスタイルです。その上からナイロンベストをあわせてミリタリーの要素も入れてちょっとマニッシュぽさのスパイスを加えました。
でも、完全にギーク感満載です(笑)
46歳の女性としてこれが正しいのかは知りませんが、好きだからしょうがないです。
でも同じメガネでも使う雰囲気が変わってくるのは伝わりますよね。上はツーブリッジがトラッドの要素を含ませ、下はツーブリッジがダサかっこよいアバンギャルド要素を出してくれます。
スタイルに合わせて、いろんなメガネを合わせたり、ひとつのメガネでもいろんな魅せ方があります。だからメガネは面白い。
顔だけでなく、全体で似合わせていくようにしていくと、「間違えたくない」という気持ちが変わっていくのではないかなと感じています。
なんか、自分のルールで選んだほうが楽しい気がしますよね。
「間違えたくない」という心理について、WWDのファッションコラムで取り上げられていたのですが、メガネでも同じことが言えるな~と今回ちょっと考えてみました。
このブログを読んでいただいている方は、FACTORY900 が好き、興味ある方で、おそらく自分が好きなデザインのものを掛けるという方が多いのかな~とは思ってはおりますが、世の中にはまだまだ「自分の似合うものがわからない」という方が大半です。
でも、好きなものが似通ってきたら、ぜひまた、スタッフにおまかせしてみてください(笑)
あらたな自分が発見でき、また、自分探しの旅が始まるかもしれません。
沼というやつです。
ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、面白さに気づいてくれるように発信していけたらと思っています。
「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、お一人お一人にお会いし、いろんなお話しができたらとても嬉しいです。
ぜひ、お声がけください!
今日も読んでいただきありがとうございます!
本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)