「水曜日のひとりごと vol.19」 美との向きあい方

おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.19」OSAKA BASE の済です。

2時間以上かけて書いて、保存したものがなぜかエラーになり、全て消えてしまって泣きそうになっています(笑)

いつもは途中途中、念の為保存しているのですが、最後まで無心に書き続けたこういう時に限ってイチからです(泣)
でも、思考がクリアになったかもしれません。ポジティブにいきましょう(棒読み)

さて、気を取り直して、本日は、「美との向き合い方」について。(書けるかしら・・・)


先日、共感したというか、考えてしまった、とある記事について。

昨年から続いていた、世界のあらゆる国でのファッションウィークが終わったようです。しかもそれは、2024年から2025年秋冬のコレクション(まだ春も来ていませんが)。
私も、たくさんのショーの情報を目にしましたが、それらはほぼ、コレクションの内容そのものよりも、著名な人たちにフォーカスされたセレブリティな内容ばかりでした。

ファッション業界も、コロナ禍において変革を求められました。必要なものなのか、不必要なものなのか、生活者に選択されるカテゴリーとなり、苦しい時代が続いたように思います。

環境にやさしいもの、アップサイクルなど、各ブランドはさまざまな工夫を凝らし、その中で、自分らしくいられるもの、新しい発見ができるように、現在も努力され続けていると思います。

モノづくりというクリエイションの観点から、趣向を凝らしたものもある中で、ここ最近は、マーケティング要素の方がより強く感じられ、より高額になりながらも、モノそのものにフューチャーされず、誰が着ているのか、いかに注目されるかが話題になっており、どうやら大事なクリエイションが置いてけぼりになっているようです。

もちろん、ファッションも、ファッションを発信する側も、ビジネスの上に成り立っているものです。情報過多の中、クリエイティブなところの本質を伝えることはなかなか難しく、短い時間の中で注目されるにはセレブやアンバサダーの力を借りることのほうがタイパがいいのは、周知の事実です。

コレクションそのものよりも、そのコレクションに招待された脇を添える方たちにフューチャーされがちで、
その中で、ただワクワクしたい、必要としている知りたい情報、デザイナーの想いを汲み取ることは、至極至難の業だなと感じていました。


もちろん、昔からそういうのはあったと思うのですが、どんなコレクションなんだろうというワクワクが今よりはあったと思います。

SNSなどをはじめ、便利なツールを使って、自分でモノを選び、自分らしくファッションを楽しむ時代が来ました。


(華やかでありながら、青山眼鏡のこだわりの技術が詰まったモデル)
eyewear : RF-064 直営店限定カラー


(唯一無二のデザイン。シルモドールノミネートモデル)
eyewear : RF-064

それでも、リアル現場で接客員とユーザー様同士でワイワイ言いながら、そのモノが持つポテンシャルを実際に汲み取りながら、自分らしくいられるスタイリングを想像し、脳だけでなくいろんな感覚を働かせていく作業がとてつもなく愛おしかったりします。

それが、私自身において接客員でも、例えユーザー様側でも・・・。


すでに、接客しなくても、接客されなくてもいいように、QRコードを取り込むことで、そのモノの情報を得られるばかりか、お会計まで済んでしまうような便利な世の中になってきました。
コミュニケーションを介さずともモノを知ることができ、体験でき、購入することもできてしまう。深刻な人手不足の解消・効率であれば、そういったものも良いと思います。

でも、そうではなく、コミュニケーション取らずに買い物をすますことが良いとされる時代が着々と来ていることに、なんとも言えない気持ちになったりします。実は、私は自他ともに認めるコミュ障です。プライベートでは人見知りがとてもはげしい。そんな私でも、想いをうまく言語化できなくても、それでも話をしながら深めていく作業が尊く、その課程を含めて美しいと感じるなと改めて考えさせられました。

クリエイションされた素敵な美しいモノたちと、どう向き合うのか・・・。

人の心に深く刺さるものってなんだろう。


(FACTORY900のある日常というテーマでインスタグラムにて配信中。フォローよろしくお願いいたします!)
eyewear : RF-064


新しいことには、経験則がなく、答えがあるわけではないので、ふわふわとしてしまうかもしれない。それでも作られたそのモノの想いとそれを身につける人の想いが重なった時にすごいエネルギーが生まれると思っています。

服も、そして、眼鏡も。

自分の背中、気持ちをそっと後押ししてくれるものであると想っています。


答えがあるわけでなく、日々進化・変化していくものであると思うので、常に思考し続けていくことが大事だと考えています。

もちろん、クリエイションだけでなく、マーケティングの考えもなくてはならないものです。
好きを続けていくにはビジネスとしての要素も絶対的に大事です。

USJを再生させたマーケターの森岡毅さんが言われていたのですが、好きなことは、”名詞ではなく動詞で考える。すると自分の強みが見えてくる” と。そういったことを、発信する側としてさまざまなものを置き換え、取り入れたりすることで、イノベーションが生まれることもあります。


試行錯誤していく中で、SNSのアルゴリズムに乗ろうとすると、気づいたら皆と似たような発信になり逆に埋もれてしまうこともありますからね。

私もSNSを多用し発信している側なので、いろんな想いを交差させながら、本質を見失わないようにFACTORY900のモノの美しさ、その先に見えるストーリーを伝えていきたいと思っています。

今年は、FACTORY900の美しいモノをさまざまな角度から考察し、キュレーションするイベントを行いたいと思います。
お楽しみに!!




ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、面白さに気づいていただけるように、発信していけたらと思います。


「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、お一人お一人にお会いし、いろんなお話しができたらとても嬉しいです。

ぜひ、お声がけください!

今日も、読んでいただきありがとうございます!


本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)



FACTORY900 TOKYO BASE
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-21-21 MOON-SITE 1F
TEL&FAX 03-3409-0098 E-mail: tokyobase@factory900.jp
Facebook: http://www.facebook.com/FACTORY900TOKYOBASE
Instagram: https://www.instagram.com/factory900tokyobase/
営業時間 12:00~20:00 水曜日定休


FACTORY900 OSAKA BASE
〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1丁目15-5
TEL&FAX 06-6539-0900 E-mail: osakabase@factory900.jp
Instagram: https://www.instagram.com/factory900_osaka/
営業時間 12:00~20:00 水曜日定休


一覧に戻る