「水曜日のひとりごと vol.24」 丁寧な生活
おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.24」OSAKA BASE の済です。
私はできるだけ、自身が「眼鏡屋さん」だということを名乗っています。私のお友達も私のことを「FACTORY900という楽しい眼鏡屋のスタッフさん」と紹介してくれます。常に名刺は持ち歩いています(笑)
なぜか。
皆さま、眼鏡屋難民だから。。。気づいていなかったり、後回しにしていたりといろいろですが、眼鏡のことや目のこと、実際のところ何かしら悩みはあるのだけどどこに行ったらいいのか、軽い気持ちで行ったらいけないのか、行ったら買わないといけないのではないか、という不安や心配もあり、なかなか踏み出しにくい業界の一つなんだと思います。自ら名乗ることで、割と悩みを打ち明けてくれるのですよね!
実際にお店にも来ていただいたり、SNSにメッセージもいただきます。嬉しいですね〜。お気軽にどうぞご相談くださいませ。
「水曜日のお悩み相談室」でもしましょか?ふふ。
さて、さて、本日は「丁寧な生活」について。
丁寧な生活への憧れ(笑)
窓際には癒しの植物を置く、モノの少ない部屋、自分の好きなものに囲まれた生活、趣味に没頭できる時間、しっかりとした仕立てのよいリネンのエプロンをつけて時間をかけて料理するなど、「丁寧な生活」と聞いて思い浮かぶものはヒトそれぞれ違えど、自分自身が思い描く丁寧な生活を送ってみたいと、誰しも一度は思うのではないかと思っています。
お気に入りの薫りをシュッとふきかけたリネンをポッケにそっと忍ばせたり、キャンドルを眺めながら湯舟につかり一日を思い起こす。何度も言いますが、丁寧な生活を送ることに憧れています(笑)
そんな特別な時間であったり空間であったり、また質素に慎ましやかに過ごすことが最高の贅沢であったりと、いろんな丁寧な生活を送る方法はあります。
その中で、心にゆとりをもつことや無理しないこと、または心に正直に今をまっすぐ楽しむことも『丁寧な生活』を送ることのひとつではないかと感じています。
(ハイブリッジが特徴的なデザイン。専用サングラスをつけることで簡単に眩しさから守り且つカッコ良い)
eyewear: RF-190
それは眼鏡も同じだなあとふと思いました。ファッションとして眼鏡をかけかえることを愉しむこと、自分らしく生きるうえでファッションとしての眼鏡は、大事なことだと思います。
そして、眼鏡で無理なくモノを視るという”視生活”も、生活を送るうえでとても大切であります。
生活するということは、100人いれば100通りあります。
モノをみる距離はひとそれぞれ違いますし、楽だと思う感情も人それぞれ違います。同じ0.1でも、製作される眼鏡の度数は変わってくるわけです。ということもあり、しっかりお話を聞いた上で眼鏡をつくるのですが、やっぱりひとつの眼鏡だけで過ごすことは難しく、目や身体に負担をかけてしまっているのが現状です。年齢を積み重ねていくと、それが顕著に出てきますが、もちろん若い方でも同じことなのですよね。
意識していないところで、無理をしてしまっていることが多々あります。
もちろん、1日過ごす中で何度もかけかえることは正直面倒ではあります。でも、かけかえることで、ストレスはかなり軽減されることは間違いありません(視力的なことはここでは少しふせておきます)。
ちょっとのひと手間で、素敵な時間を過ごすことができると考えると、やはり丁寧に眼鏡をかけかえることをおすすめします。
その日、その時、その時の気分によって、眼鏡をかけかえていただくと、何事にも代えられない大事な時間を過ごすことができるはずです。
(目を保護する役目もある機能的なゴーグルタイプ。ドラマティックなデザインは心を揺さぶります)
eyewear: RF-056
その時々のシーンや服に合わせた靴を履くように、
その時々の紙や気分に合わせてペンをはしらせるように、
丁寧に眼鏡をかけかえるということが、ささやかな日常を送るうえでとても大切なことだなと実感いただけるのではないかと思います。
優先順位が低くなりがちな眼鏡。
でも、なくてはならない眼鏡。
1本あればなんとかなってしまう眼鏡。
されど眼鏡。
(極限まで細く上品に仕上げたモデル。さりげなく、そして柔らかく。綺麗めシーンにも)
eyewear: RF-310
ひと手間をかけることの面倒な気持ちと天秤にかけ、嘘のように改善されてきた人たちをたくさん見てきました。
それは、視力的なことであっても、ファッション的なことでもです。
最近ワタクシ、炊飯器の調子がよくないこともあり、鍋でご飯を炊くようになりました。最初は面倒だと思ってはいたけれど、土鍋で炊いた炊き立ての白いご飯を食べたとき、感動すらおぼえました。炊飯器は買わずに、もうちょっといい土鍋を買おうかと思案中です。
また、肉まんも同じのようで、レンジでチンするより、蒸し器で蒸した冷凍の肉まんはめちゃめちゃ美味しいようです。慣れてしまえばその手間もいわばルーティンとなり、そのひと手間さえも楽しくなったりします。
普通に美味しいものがとびきり美味しいものへと変化するのです。
なんでも効率よく便利になってきた世の中とはいえ、替えのきかないものはいっぱいあります。
メールは楽だけど、手書きのお手紙の方がより心に伝わりますよね。姿勢を正し、お気に入りのペンと紙を用意し、手元が楽な眼鏡に掛け替え、ゆっくりとペンを走らせる。途中、あったかいお気に入りのお茶を啜りながら、深呼吸し、最後に送る相手に寄り添った薫りを纏わせ、ノリで丁寧に封をする。切手は大丈夫。封筒に合わせた絵をたくさん用意している。その中から季節にあったものを貼り付ける。ちょっと小走りしながらポストに向かう時には、ちょっと色の入った眼鏡をかけ、眩しくないように目を守る。笑顔でポストに投函し、無事に届くことをお祈りする。
帰りは道端の花を眺めながらゆっくり帰る。眩しくないからしっかり見える。
妄想が過ぎるでしょうか?(笑)
視生活においても、さまざまな制約のあるなか無理のないように、丁寧にすごすことを意識していただければ、心も身体もすこやかにお過ごしいただけると思っています。
丁寧な(視)生活、一緒に送りませんか?
(お家にお花を飾るだけでも居心地の良い空間になりますね)
いかがでしたでしょうか?この”水曜日のひとりごと”は、私の日々感じている想いを綴っているので、参考になるものでは正直ないのかなとは思っています。どちらかというとマインド的なお話ですからね。こういうのを見たり、聞いたりしたいのではないと思われている方もたくさんいると思います。わかりやすく、そして意味のある内容にと精査していきますね。
でも、時々、「このブログを読んで参考にしています」と嬉しいお声がけもいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます。
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ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、面白さに気づいていただけるように、発信していけたらと思います。
「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、お一人お一人にお会いし、いろんなお話しができたらとても嬉しいです。
ぜひ、お声がけください!
今日も、読んでいただきありがとうございます!
本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)