「水曜日のひとりごと vol.32」 二面性
おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.32」OSAKA BASE の済です。
夏がきた!と思ったら、寒!っとなったりと、お洋服が難しかった1週間。とは言っても、18時を過ぎても陽は明るく、アーリーサマーな1日を感じています。飲み物や食べ物が温かいものから、冷たいものへと変化し始め、街のアイスクリーム屋さんが賑わってきたりと、街の変化を楽しんでいます。今度、北堀江の街並みを眺めてみようと思います。
さて、本日は「二面性」について。
2024年の春夏のみならず、早くも秋冬トレンドの話にもつながってくるのですが、「コントラスト際立つ二面性」がキーワードの一つとなってきそうです。
「二面性・違和感のあるもの」
異素材をミックスしたり、相反するものを融合させたり、異なるテイストを対比させることで、新しいものを生み出す。そういった驚きのあるデザインを提案したりと、二面性が持つ”矛盾する”ものに面白さを感じています。
”矛盾”は、ファッションとしてのアプローチを、楽しくさせてくれるものなのです。きっと。
先日、真珠で有名な「MIKIMOTO」のLOOK BOOKを偶然目にしました。
(写真引用:MIKIMOTO 公式ページより)
この画像を見たときに、このセンスたるや素敵すぎやしませんか?と、息を呑むほど美しいとは、大袈裟でもなんでもなく、思わず感嘆のため息が・・・。(意図されていると思われますが、フェルメールの絵画のように美しい)
リラクシーなデニムにパールを組み合わせたもの。元々「デニムをアップデートするためにラグジュアリーなパールを組み合わせる」ことを提案されていたとのことでしたが、2024年は春夏に続き秋冬にかけても、「デニムonデニム」が主流のトレンドになることから、気負わずにリラックスしたムードでつけることができるとのこと。
気取らず、それでいて自分らしくモードな着こなしが完成する。いわゆる”こなれ感”というものです。
対比させながら融合することが、スタイリングを楽しくさせてくれるのですが、今年は特に頑張ってオシャレしている感じではなく、日常をちょっとスペシャルなものにしてくれる、というぐらいなのがちょうどいいのだと思います。
今までやってきたエレガントとカジュアルの異なるテイストの組み合わせに、ちょっと変化を持たせてみるということでもいいんですよね。
「MIKOMOTO」で言えば、素肌にのせるだけでなく、デニムの上からつけてみると印象が変わり、また新しいデザインの見え方、新しいスタイリングが完成しているのです。素晴らしい!!
(画像引用:繊研新聞 AZファクトリー/2024-2025AW)
また、上の画像のような、すっきりとしたマニッシュなスーツに、ギャザーが膨らんだエレガントなドレスをドッキングさせたスタイリング。このようなスタイリングは、通常ON TIMEで着るのは難しいとは思うけれど、こういった二面性・違和感のある組み合わせが今年らしいスタイリングとして提案されています。
眼鏡においても、二面性は大事だなと思っています。そうは言つつ「馴染む」という言葉を多用しがちな私ではありますが、いわゆる「馴染む イコール 無難」ということとは違います。表現が難しいのですが、「馴染むということは、しっくりくる」ということ。「似合うセオリーとはちょっと外れているのに、なんかしっくりくるよね〜」みたいな。いろんな意味で「馴染む」という表現を使用しているためわかりにくくさせているなと、今改めて言語化の難しさを痛感しております。ごめんなさい。勉強します。
そもそも、いつもは眼鏡をかけていない人が、かけるということだけで、プラス・足し算され、おしゃれになることもあります。普段常用している人であれば、少し外したものをかけることで、今までのスタイリングが、一瞬にして今っぽいトレンドに変化することも。トータルのスタイリングで、サプライズなオシャレを楽しむことができますね。
全体的にエレガントが主流になってきている今年のトレンド。その中で、アクティブなものを組み合わせてみたり、マニッシュなものを組み合わせてみたり、マニッシュなものにシアーな異素材をミックスさせエレガントに昇華してみたりと、さまざまなファッションが提案されています。
そこにちょっとした変化をもたらすために、眼鏡をプラスすることで、スタイリングを進化させてくれます。本格的な夏に向かって、または今年の秋冬に向けて、自分らしい二面性を考えてみてはいかがでしょうか?
「二面性」と言えば、直営店でも取り扱っている「YOSHINORI AOYAMA」FACTORY900デザイナー青山のソロ活動のブランドです。
Ambivalence
「創造と破壊」
「未来と過去」
「調和と不協和」
相反する価値を持つアイウェア。
相反する感情を同時に抱く、
矛盾する気持ち、価値をもつ。
表と裏、多面的な奥深いイメージがデザインに映し出されシンプルながらもコーディネートに広がりを魅せてくれる予感がします。
型にはまらないデザインが、あなたのオリジナリティーを引き出し、新たな自分を発見できるかもしれません。
(YOSHINORI AOYAMA YA-011)
(YOSHINORI AOYAMA YA-012)
(YOSHINORI AOYAMA YA-022)
(YOSHINORI AOYAMA YA-023)
眼鏡とファッションの可能性。
もちろん、目のことは大事なので、元々の悩みなどの解消をしていくことは必然です。でも、今後の未来において、どれだけ医療が発展するかもわかりません。眼鏡が入らなくなる時代が来るかもしれない。でも、眼鏡を文化として残したいなと思うんですよね。できればかけたくないと思う人がたとえ7割いたとしても、それが6割になるようにならないかな〜とか、かけたいと思う人が一人でも増えたらいいなと思って、ひとりごとを呟いております。笑
その中でFACTORY900をもっともっと知ってほしいですね。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
それでは、
ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、
面白さに気づいていただけるように、
発信していきます。
「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、
お一人お一人にお会いし、
いろんなお話しができたらとても嬉しいです。
ぜひ、お声がけください!
今日も、読んでいただきありがとうございます!
本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)
HOYA・ZEISS 調光レンズフェア 5月31日(金)まで
~ライフスタイル イベント~
「ライフスタイルをデザインする Vol.3」相棒に出逢う、Portailleの日。
6月8日(土)・9日(日)
FACTORY900 TOKYO BASE
12:00~20:00
VioRou POP-UP EVENT
7月6日(土)〜 7月15日(月)
FACTORY900 OSAKA BASE
「ひとりごとからのさらに呟き」
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