「水曜日のひとりごとVOL.40」眼鏡のスタイリングも見直しされるのか?

おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.40」OSAKA BASE の済です。

7月入ったばかりと思っていたら、早いものですでに10日も過ぎていました。24時間があっという間。今何がしたいかというと、「焚き火」です(笑)。このブログでもいつも呟いていますが、ブログを営業時間外で書いているときは、ほぼ焚き火のYouTubeを流しながら書いています。それぐらい焚き火をしたい。そのむかーし、父が住んでいた家は、すごい田舎で、薪で炊いたお風呂、薪で炊くかまど、こたつの足元も火。など昔の映画に出てきそうなお家でした。かろうじて私の幼少期まで残っていたんですけどね。楽しかったな〜。母の方は普通の家でしたが、魚を焼くときに時々庭で七輪で焼いていて、何気に私は火をおこすのが上手だったんですよね。もう何十年とやっていないのですが、ちょっとの間「無」になりたいですね。

さて、本日は「眼鏡のスタイリングも見直しされるのか?. 」について。


有力なファッション素材見本「プルミエール・ヴィジョン(PREMIRE VISION)」が、2月6〜8日までパリにて開催されたそうです。2025年の春夏のトレンドとして、気候変動で生態系や生活スタイルが変わりつつあることに注目し、「再生」「変形」「適応」をキーワードにしたデザインを多く展開されていたようです。サスティナブルなど環境に配慮したものなど引き続いてはいるようですが、もっと踏み込んだり、視野を広げてみたりと、変化・変容していっているようです。この素材たちがどういったかたちで使われていくのか、楽しみですね。

「気候変動」
これは先ほどの記事とはまた別の記事なのですが、たまたま目に入ったものです。気候変動により世界的にトレンドが左右されている時代を迎え、日本も変わっていく必要が出てきたようです。

それぞれのアパレルで、今、変化が求められています。「長い夏と、暖冬」。冬でいくと機能重視の厚みのある暖かなアウターなどが売れにくくなってきていると私自身もよく耳にしてきましたし、1枚で温かいものより、重ね着をすることにより寒さに対応してきました。夏も同じように日々天気予報を見ながら、お洋服を決めていっています。外の暑さと室内の寒さとのギャップもまた難しいですよね。

「長い夏と、暖冬」により、アパレルでは本格的にMDの変化していかなくてはならない状況になりました。ここ最近の夏は酷暑で長く続き、冬は暖冬で寒い時期が短い。日本は四季があるとはいえ、従来のシーズン区分が通用しなくなってきており、大きな転換期を迎えてきているようです。


ということは、1年を通して、スタイリングも変化していくのではないか?

服装・スタイリングが変化していくのであれば、眼鏡も変わっていくのか?トレンドしてということでなく、気候に合わせて服装を選んでいく中で眼鏡のデザインチョイスも変わってくるのか?


なんとなく、秋冬にかけていたもの、夏にかけていたもの。が変わっていく可能性があるような気がしています。もちろん、お洋服と違って、眼鏡の場合、重厚感あるものが夏の軽装に全く合わないわけではない。似合わせる方法はいくらでもあります。


今後どのようにスタイリングの提案を変化・変容させていくのか、接客員として色々考えなくてはいけないなと、この暑さにやられながら考えて見ているわけです。


今、「VioRou」 のPOP-UPイベントを行っていて、いくらコラボしているとは言えども、やはりFACTORY900とのデザインの視点が違うわけです。
久しぶりに違うデザインの視点を感じていて、とても楽しいんですよね。FACTORY900も一つのブランドの中で、本当に同じ人がデザインしているのだろうかと不思議なぐらい、さまざまなデザインがある稀有なブランド。

そのようなデザインを日々感じながら、ファッションとしてどう合わせていくのか。おそらくこの気候変動が続くのであれば、ビジネススタイルも当然変わっていくでしょう。そこにどうご提案していくのか、トレンドと重ね合わせて、より深く追求していかなければなと思っています。
コロナ禍において、メイク業界がいち早く変化したように、ファッションも変わっていくもの。そこに眼鏡がうまくフィットしていくことができるようにお話ししていきたいですね。

FACTORY900はユニセックスとは言え、エンドユーザー様は男性の割合が多いかなと思います。でも、以前VioRouのデザイナーである小野寺さんにお話を聞いたことがあるのですが、その昔、小野寺さんが接客員として店頭に立たれていた時、FACTORY900は女性に多く販売していたそうです。

実は、私もそう思っていて、FACTORY900は、女性にたくさんかけて欲しいと前職で取り扱っていた時から願っていました。今もそう考えています。誤解のないようお伝えすると、男性はもちろん絶対似合うと思っています。男性女性年齢問わず、モードに若々しくかっこよくかけてもらえるブランドなんですよね。

ゴツさと立体感、夏でも冬でもかっこいい(笑)カラーもワクワクします。このスタッフブログを読み始めたけれど、まだFACTORY900を試されたことがない方は、とりあえずお店に来てFACTORY900を手に取ってみて欲しいなと思っています。デザインが唯一無二ということもあり、ファッションが偏りそうだと思われがちですが、意外とそうでもありません。もちろん気候変動にも、トレンドにも対応できると思っています。





話を最初に戻してみると、アパレルの変化により、眼鏡のスタイリングが変わってくるかもしれないということ。先ほど言ったように「VioRou」は「FACTORY900」と視点は違ってきます。それでも、スタイリングの方法としては、FACTORY900とは違わないなと考えています。おそらくVioRouもFACTORY900と同じで、右脳が働きやすいデザインだからではないかと思っています。

アプローチの違いはあっても、細みでも立体的で、お顔の中でちゃんと主張するデザインなのです。


(Asaki-2)
VioRouは、玉型のサイズが小さいことから、パッと見た感じ女性が好きそうなデザインではありますが、割と男性からも支持されています。実際のところ、イベントが始まってご来店いただいたお客様は半々です。ずっとFACTORY900をかけられている、太めでごつめ、いわゆる大文字と言われるデザインをかけられている方も、「いいね〜、楽しいね!新しい!」とたくさんかけていただきました。思い込みなく、とにかく色々かけてほしいと思っています。

変化があるからこそ、楽しい。

確かに全体的にサイズ感をあえて小さくしているモデルもありますが、うまく計算されているものもありますので、顔が大きいから無理と思われている方でも素敵にかけれるものがたくさんあります。


(Keizo-CB)

ゴツメのFACTORY900が、実は女性にも似合わせやすいように、女性に人気とされているVioRouは男性にもとっても似合う。要は、スタイリング次第です。トータルコーディネートですね。


(Natsumi)
一つ一つのパーツが丸く構成されているものが多いVioRouは、かけてみるとやはりチャーミングでかわいい。柔らかさとほんの少しファニーな感じが印象的です。もちろんエレガントやトラッドにかけることができるものもあります。


(Bungo)

オーバーサイズというよりは、ピッタリしたデザインになるけれど、その小さな感じがお顔のパーツを大きく引き立てる効果があります。よく小さい眼鏡は顔を大きく見えると言われますが、それはサイズ感が合わないもの限定です。レンズの玉型が小さくても、幅全体が小さいわけではないものも多くあります。度がたとえ強くても、目を小さくは見せず、大きく見せてくれます。「デルブーフ錯視」と言って、目の錯覚を利用した優れたデザインなわけです。よく眼鏡屋さんで、度数が強い方は小さめの眼鏡を選んでくださいねと言われるのは、単にレンズの厚みだけでなく、このような錯視を利用し、度数によって諦めていた方に、眼鏡をより素敵にかけてもらうことができるということをお伝えしているわけですね。


(Ayako)
眼鏡を変えることで、イメージがガラッと変わるわけですが、眼鏡だけでイメージを変えるのではなく、やはりトータルのバランスで架け替えを楽しんでもらえると、よりファッションを、楽しいライフスタイルへと変化できるのかなと思います。

これからはファッションが気候とともにトレンドと合わせて、変化していくわけですから、そこに眼鏡を掛け合わせていくと無限大でスタイリングが作られていきますよね?

デザインは全く違いますが、少し寄せたデザインで、「VioRou Shingo-2」というモデルと、「FACTORY900 RETRO RF-171」 をかけ比べてみました。



写真なので少しわかりづらくはありますが、やはりスタイリングの違いは出てきます。上のVioRouは、少しPOPでスカートなどを可愛くフェミニンカジュアルとして抜け感を強調してくれる感じ。軽さもあります。

下のRF-171は、スカートではあるけれど全体をブラックでまとめたスタイリングをモードにカッコよく甘さを抑えて押し上げてくれる感じ。重さはクリア感のある色でフォロー。

今回、私の服装は、薄いリネン素材のフワッとしたワンピースに、同じくリネンのブラウスを上から重ねています。そして、コットン素材のギャルソンエプロンのようなちょっとかっこよさのあるバッグを斜めがけして、帽子とスニーカーとリンクさせることでボーイッシュなカジュアル感をプラスしています。帽子以外全体を黒で纏めることで統一感を出し、甘さを抑えたフェミニンカジュアルスタイルとなっています。

酷暑の中でも素材で重くなりすぎないようにしているのですが、そこに合わせる眼鏡はどうするのか?今回のスタイリングは、大きく分けると女性的、男性的なところのギャップをあえて混在ミックスさせているわけです。ワンピースとブラウスのヒラヒラ感、女性的フェミニンさを強めに出したいのであれば、VioRouを選択するといいですね。また、そうではなく甘めを抑えてカッコよくボーイッシュに合わせたい場合、ゴツさはあるけれどクリア感のある濃いくすみグレーのFACTORY900を選ぶと思い通りのスタイリングが完成いたします。



これから、ファッションは大きく変わる可能性があります。それに合わせて、自分自身のスタイリングも変化していくかもしれません。その時にどう合わせていくのか。いろんなデザインの眼鏡に触れていって欲しいですね。FACTORY900だけでも本当にたくさんのデザインがあります。
似合わないと思っていたものが似合うようになっているかもしれない。また、今回であれば、OSAKA BASEだけではありますが、7月15日までVioRouのPOP-UPを開催していますので、体験ができる貴重な機会です。この猛暑をどうせならワクワクして過ごしていただきたい。いつもと感じの違う夏を過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。

ぜひ、OSAKA BASEへ足を運んでいただけたら嬉しく思います。


「眼鏡のスタイリングの見直し」見直しというとちょっと難しいイメージがあるかもしれませんが、眼鏡ひとつでガラッと雰囲気を変えることができるからこそ、面白いですよね。今年も猛暑が予想され、長く続くかもしれません。ちょっと一度考えて見ていただくことをおすすめいたします。


さてさて、イベントがたくさんですね。

先日募集の告知をいたしました、「ワークショップ 鼻盛り体験会」、定員は4名様です。お問い合わせ、お申し込みも来ています。検討されている方は、ぜひ、お早めにご連絡くださいませ〜。ご相談もお気軽にどうぞ!


それでは、
ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、
面白さに気づいていただけるように、
発信していきます。
「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、
お一人お一人にお会いし、
いろんなお話しができたらとても嬉しいです。

ぜひ、お声がけください!
今日も、読んでいただきありがとうございます!
本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)


VioRou POP-UP EVENT
7月6日(土)〜 7月15日(月)
FACTORY900 OSAKA BASE

「ワークショップ 鼻盛り体験会」
7月27日(土)
FACTORY900 OSAKA BASE
※予約制
詳細はこちらからどうぞ。


「ひとりごとからのさらに呟き」
最近暑いので、トマトばかり食べています。美味しいやつ。おやつがわりに食べています。


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