店頭でおすすめしているメガネのお手入れ方法
おはようございます!今日は佐藤です。
昨今の情勢から、郵送でのメンテナンスを受け付けを開始しています。おかげさまでメンテナンスや修理のご依頼を多く頂いております。
いまやファッションの役割もあるメガネですが、衣服とは異なり、視力補正の役割を担うメガネは生活の必需品と言っても過言ではありません。
郵送でメンテナンスや修理などの対応を受け付け始めたと言いつつも、いつもメガネはキレイに越したことはないですよね。
そこで今日のブログは、メガネを長持ちさせる「お手入れ」の仕方を紹介していこうと思います。
まず、「キレイな状態のメガネ」とはなんでしょうか?
ピカピカな状態!
わかります。うんうん
ちょっと具体的に申し上げると
「キズがなく、くすみや生地の白濁がない状態」だと思います。
もちろん、お手入れをしたからと言って、キズがなくなるわけでも、くすみがなくなるわけでもありません。メガネを受け取った時点からどれだけ長くその状態を保てるかというのがお手入れの肝心なところです。
どうしてキズがつくのでしょうか?
地面に落としてしまう、壁にぶつけてしまう etc…
キズがついてしまう原因を挙げるときりがないですが、今回取り上げるのは「お手入れ中にもキズがついてしまう」こと
ホコリやチリを取り除かずメガネ拭きなどで拭いてしまう
と言った、誤ったお手入れをすると、逆にキズがついてしまいます。
どうして生地のくすみや白濁がおこってしまうのでしょうか?
FACTORY900製品のほとんどはアセテートと言われる、綿由来の樹脂を原料に製造しております。
植物性の原料としているからか、水を吸いやすい性質をもちます。故に、肌触りの良さがアセテート生地の特徴でもあるのですが、皮脂や整髪料といった汚れまで吸ってしまうので、掛けたあとにそのまま放置してしまうと汚れを吸ってしまい、生地のくすみや白濁につながってしまいます。
店頭でおすすめしているお手入れの仕方
実際に店頭にて、お客様のメガネをクリーニングする場合、超音波洗浄機やエアダスターといった機械や道具を用いますが、なかなかそのようなものはご家庭にはありませんよね。
ご自宅で行う場合は、流水でホコリやチリといった汚れを流水で洗い流します。
このときに皮脂や整髪料も流れますが、しつこく残ってしまう場合は、中性洗剤を薄めて洗ってあげると落ちやすくなります。
お湯を使用するのはNG!白濁の原因になってしまいます!
その後、ティッシュで水気を吸い取ってあげます。
水気を拭き取るというよりも、ティッシュを押し当てて水気を吸い取るようにしてあげましょう。
この工程はあくまで水気を取ることが重要です。
このときにエアダスターがあると、蝶番の溝などに入った水も飛ばせるので便利です。
最後に、メガネ拭きなどの柔らかい布で拭きあげましょう。
タオルやTシャツで拭いてしまう方もいらっしゃいますが、繊維が付着してしまう原因ですので、マイクロファイバーのような繊維が細かく抜けにくいメガネ拭きを使用するのをおすすめします。
また、やや水気を残しておくと滑りが良くなるので軽い力で拭きあげることができますよ。
(レンズメーカーさんいわく、レンズを拭く時の力加減はサンドウィッチを持つときの力加減だそうです。笑)
そして、よく質問されるのですが、メガネ拭きは洗濯機で洗っても大丈夫です!
ただ、マイクロファイバー素材の場合、熱によって縮む性質をもっているので、熱乾燥機に入れてはいけません。
速乾性があるのでお洗濯後はパパッと伸ばして干してあげてください。
いかがだったでしょうか。
店頭でお話しすることはありますが、なかなか知る機会が少ないメガネのお手入れ方法。この機会に実践してみてくださいね。
また、キズ、くすみなどメンテナンスや修理が必要な場合はいつでもお申し付けください。
全力でサポートいたします!
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