旅立ち
おはようございます、店長です。
人生に於いて、誰にも訪れるであろう大きな岐路。
そういった場面には、必ずといっていいほど自身の人生に大きな影響を与えてくれた人の存在があります。
ワタクシにとって、デザイナー田村は間違いなくその中の1人です。
「良かったら見ますか?」
忘れもしない2013年秋の展示会タブロイド、前職のバイヤーとして某メーカーのアポイントを待っていたワタクシに、彼が最初に掛けてくれた言葉です。まさか、その1年後に一緒に働くことになろうとは・・・その時は知る余地もありませんでした。
直営店の立ち上げから丸6年、デザイナーと店長、立場は違えど共に歩んできたこの時間は、言葉には言い表せないほどの想いに満ち溢れています。デザイナーとして、店長として、チームの仲間、そして相棒として、直営店の立ち上げから各イベント、展示会と、事あるごとにアイディアを重ね、本当に多くの"コト"をカタチにしてきました。そんななか、彼のセンスに何度も助けられ、また仕事に対する愚直な姿勢に鼓舞されながら走り続けてきたこの6年。そう、今の自分があるのは、間違いなく田村の存在によるものです。
決して喋ることを得意としていませんが、彼の魅力の1つである仕事に対する情熱は、FACTORY900というプロダクトを通して多くの皆さんの心を動かしたと思います。
昨日のDESIGNER'S BLOGでご報告したように、田村は1人の男として次のステージに進みます。
田村から胸の内を明かされた時、全く驚かなかった自分がいます。この6年間を共に過ごしてきた2人の間に、野暮な会話は必要ありませんでした。
彼にとって大きな・・・とても大きな決断を心から応援したいと思います。
コロナウイルスの感染拡大により、福井に行って彼を送り出すことは叶いませんが、最後の出社となった昨晩、いつものように電話で言葉を交わしました→過去最長の2時間(笑)
このような私的なことをブログに書く事を、彼が決して望まないことは百も承知ではありますが、この場を借りて「ありがとう」を伝えたいと思います。
そしてまた会う日まで
Special thanks to Tamura
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