FACTORY900(ファクトリー900) 「磨きの長が語った、磨くの大変なランキング 2017」その➁
おはようございます、店長です。
やはり連休中は遠方からご来店頂くお客様も多く、何気にバタバタとした3連休となりました。
ご来店頂いた皆さま、暑い中ありがとうございます!
そんな昨日は、以前福井県にお住いのお客様から、福井の美味しいステーキ屋さんを教えて頂きました。
次回、本社出張の際には田村を誘って行ってみたいと思います(笑)
さて、今日の店長ブログは昨日に引き続き、「磨きの長が語った磨くの大変なランキング 2017」をご紹介します。
何気に昨日のブログへのアクセスがいつも以上に多くてビックリ(汗)
こんなマニアックな内容でいいんでしょうか?w
では、早速「磨きの長が1番苦労するモデル」とは?
第1位の発表
と、その前に・・・
番外編としてこちらをご覧下さい。
「fa-1113」¥33,000(税別) 2017年発表
サイズ44mm 鼻幅23mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
今回のランキングとは別に、昨年の秋から春の新作のなかで、磨きが大変なモデルを聞いてみました。
ほんの少し時間を置いて、長の口から出た答えがこちら「fa-1113」「fa-1114」です。
つい先日発売を開始した小文字シリーズの新作ですが、その特徴的な造形が仕上げ磨きの難易度を高めているようです。
「fa-1113」に関してはこちらからどうぞ。
「fa-1114」に関してはこちらからどうぞ。
この2つのモデルは、円柱状のブローバーが大きな特徴ですね。
そのブローバーこそ、仕上げ磨きの工程で非常に手間の掛かるといわれる理由の1つです。
以前にも「RF-013」の詳細で触れたかと思いますが、一般的に平らな形状を磨くよりも丸みを帯びた形状を磨く方がはるかに難易度が上がります。
言い換えれば、人の手が加わるからこそ、この美しい造形が作り出せるといっても過言ではありません。
また、もう1つの特徴であるツーブリッヂの細部を隅々まで磨き上げるのにも細心の注意が必要とのこと・・・
一見シンプルな造形に見えますが、通常のモデル以上に多くの手間と時間をかけているのが小文字シリーズの最新作「fa-1113」「fa-1114」なのです。
さぁ、お待たせしました!
「磨きの長が語った磨くの大変なランキング 2017」
良くも悪くも第1位に輝いた?モデルとは!
「fa-1111」¥33,000(税別) 2013年発表
サイズ43mm 鼻幅25mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
ファンの皆さんであれば誰しもが知る2013年シルモドール サングラス部門受賞モデル
小文字シリーズの特徴と、青山眼鏡ならではの技術力が垣間見れる同シリーズの人気モデル。
フロントの上下をそれぞれ外側に向けて折り曲げ、見る角度によって様々な表情を作り出します。
「fa-1111」に関してはこちらからどうぞ。
折り曲げると一口にいっても決して簡単なことではありません。
事実、過去のブログでご紹介した、製造工程における難易度の高いモデルでもこの「fa-1111」は登場しています。
そして最終磨きの工程でも非常に手間の掛かる「fa-1111」・・・
その理由は、折り曲げることでさらに複雑になるフロントの造形にあります。
この入組んだ形状の隅々までバフをあて、光沢を出すことは熟練の職人の手によっても容易ではありません。
背面にはあらかじめクリングスと呼ばれる金属が埋め込まれているため、さらに細部に磨き残しがないよう気を配ります。
特に今回写真に収めた「col.103」に関しては、背面の白を磨き上げるのに苦労するとのこと・・・
工場の皆さん、ホントにお疲れ様です(汗)
連日に渡ってご紹介しました「磨きの長が語った磨くの大変なランキング 2017」いかがでしたか?
決して日の当たることのない、いわば裏方ともいえる製造側。
ちょっとマニアックな内容となりましたが、普段は知り得ない工場の裏側について書かせて頂きました。
大量生産では決して作ることの出来ない、多くの時間と手間を掛けたメガネを、ブログを通して少しでも身近に感じて頂けたらと思います。
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