FACTORY900(ファクトリー900) 磨きの長(おさ)が語った磨くの大変なランキングその②

おはようございます、店長です。

最近さらにマニアックになってきた店長ブログ・・・
皆さん、大丈夫ですか?若干心配ですが・・・

是非ついて来て下さい。

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もうご存知の方も多いと思いますが、
FACTORY900公式LINEスタンプが発売になりました。
マニアの極みです。
https://store.line.me/stickershop/product/1144791

大きな声では言えませんが使い勝手は、
非常に悪いです(笑)

おっきくなっちゃったwww
皆さん、
是非ついて来て下さい。

さて、今日はサクッと昨日の続きです。
磨きの長(おさ)が語った磨くの大変なランキング

早速第2位の発表です。

「FA-163」¥35,640 2009年発表
予想通り(笑)「FA-163」が堂々の第2位です。
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このフロント(前枠)の厚み、
とんでもないです。
この面の広さが磨きの皆さんを苦労させます(笑)

第2位に選ばれるのが、当然といえば当然ですよね・・・
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しかし、ただ生地が厚いだけでなく、各箇所はしっかりと細かく面を出してあります。
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赤いラインの箇所が最大の太さになりますが、計ってみたところ・・・
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約36ミリありました。


今日はこのフレームのボリュームを存分にご覧ください。
ドーン!
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ドーーン!!
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ドドーーーーン!!!
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この肉厚!
段々と写真を撮るのが楽しくなってきました!

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このモデルを初めてご覧になる皆さんは
「こんなの売れるの?」

そう感じたはずです。

「FA-163」

人気あるんですよ!

FACTORY900(ファクトリー900)全般に言えることだと思いますが・・・

重そうに見えるけど、掛けると以外に軽い・・・
派手に見えるけど、掛けてみると以外に普通・・・
とんでもないデザインに見えるけど、結構掛けれる、むしろカッコいい!

いわゆるギャップですね。

このギャップ感に人の心は動かされるのかもしれません。
そしてそこに感動が生まれるんだと思います。

(軽そうに見えて軽い→普通か!!ってことです)

そしてこの感動の裏には必ず人の手が加わっているんです。


そして明日はついに第1位。


ヒントは・・・写真撮るの大変です・・・



FACTORY900 TOKYO BASE
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-21-21 MOON-SITE 1F
TEL&FAX 03-3409-0098 E-mail: tokyobase@factory900.jp
Facebook: http://www.facebook.com/FACTORY900TOKYOBASE
営業時間 12:00~20:00 水曜日定休


FACTORY900(ファクトリー900) 磨きの長(おさ)が語った磨くの大変なランキング

おはようございます、店長です。

最近、ほんの少しだけ写真について勉強しはじめた店長です。

ただ、ここで残念なお知らせがございます。

カメラが壊れました。

まぁ壊れたというか・・・カメラの機能の一部が使えなくなったという方が正しいのですが・・・
どちらにせよ、大ショックです。
泣きそうです。

夜遅くにお菓子を食べた天罰でしょうか・・・・
これにより、ワタクシの欲しいものランキングにカメラがノミネートされました・・・


それにしても写真の世界って奥が深いですね。

撮れば撮るほど、写真の撮り方に悪戦苦闘中でございます。

さてさて、今日はメガネを作る行程の中でも奥が深いと言われる


「磨き」のお話しです。
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青山眼鏡ではこの磨き(仕上げ磨き)は基本4人で行っています。

その磨きの長(おさ)に聞いた
FACTORY900の中で
「仕上げ磨きが大変なランキング ベスト3」
(あえてワーストではありません)

今日から順番に発表していきますね。
(なんてマニアックなブログなんだろう・・・)

では早速第3位から

「FA-160」 ¥51,840(税込) 2005年発表
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FACTORY900の中でも代表作の1つと言われる「FA-160」
今日は磨きについてのブログなので皮のフードは外して撮影してみました。
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直営店「TOKYO BASE」の中でもお電話でのお問い合わせが1番多いのもこの「FA-160」 col.001です。
在庫が無くなるとTOKYO BASEにも中々入荷しません(汗)
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磨きの長が3位に選んだその理由は・・・
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フロント(前枠)には実は細かいカット面が存在し、この面を磨き上げるのには相当気を使うそうです。
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とくにこのブリッジと呼ばれるフレームの真ん中の箇所。
写真では分かりにくいですが、細かいカットを施してあります。

拡大してみましょう。
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「FA-160」をすでにお持ちの方は是非指でこのブリッチの周辺を触ってみて下さい。
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それにしてもこのカット面によりどの角度から見てもカッコよく写真が撮れます!

仕上げ磨きと言えども、いわゆる研磨なのでバフに対して強く当てすぎれば
削れてしまったり、面がダレてしまうわけです。
つまりこの仕上げ磨きで商品の仕上がり具合は大きく左右されるんですね。

この「FA-160」が第3位ということは・・・1位、2位はどんなモデルが選ばれるんでしょう・・・

ドキドキしますね←ワタクシ知ってるんですけどね(笑)

明日は2位の発表ですっ!



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FACTORY900(ファクトリー900)製造側から見る裏ベスト3その②

おはようございます、店長です。
本日「TOKYO BESE」は定休日
となりますがいつも通り店長日記は更新しますよ~。

毎日このブログを楽しみにしてくれている人がいる限り・・・

楽しみにしてくれている人が
いる限り・・・

いるはず・・・

いるであろう・・・・

いたらいいなぁ・・・・

いますよね?(汗)

さて今日は本題です。
昨日のブログで書きました、
製造側からみた「裏ベスト3」

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早速第2位の発表です。

「FA-069」 ¥37,800 2013年発表
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でたぁーーーーーご存知ゴーグルシリーズ!
皆さん、予想通りでしたか?(笑)
そうです、田村が手掛けた「FA-069」が第2位です!
田村さん、大変お世話になっておりまーす。←なんか2人の間で流行ってます。
さむいさむい!
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このモデルで田村がこだわった
「真正面から見た時のカッコよさ」
「FA-069」をご使用の皆さま、是非、今一度正面からご覧下さい!
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丸みのあるテンプル(腕)を見て頂くとフロント(前枠)から光が流れるように写っているのがお分かりになると思います。
※個人的に我ながらキレイに撮れたなぁとニヤニヤしちゃいます。
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今更ですが・・・この肉厚を見るといかにこのモデルが大変なのか納得できます。
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この立体的な造形・・・工場の皆さん、お疲れ様です。




そしてお待たせしました!
栄えある第1位は・・・

「fa-1111」 ¥35,640 2013年発表
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ご存じ、2013年「シルモドール」受賞モデル
今回はメガネバージョンでご覧下さい。
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ワタクシ的には正直これが第1位というのも意外でした。
(もっとスゲーのが1位かと思いました)
ワタクシもまだまだ修行が足りません・・・反省。
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この赤字のライン、小文字の「factory900」の特徴でもある、
プラスチックの折り曲げ。
製造する上でも1つのポイントになる箇所だと思います。
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レンズの形状は実はほぼ真円に近い丸ですが・・・
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正面から見ると上下の折り曲げによりスクエア(四角)にも見えます。
サングラスではなく、メガネにしてみるとまた面白い表情を作り出してくれるんですね。

さて、ワタクシ思いついちゃいました。

今回は工場の内部から、作り手から見たFACTORY900(ファクトリー900)

では、最終磨きをしているみんなはどう思ってるんだろ・・・

思い立ったらスグ実行!

「お疲れ様でーす、TOKYO BASEでーす」

聞いちゃいました(笑)

電話の相手は・・・磨きの長(おさ)

磨きの長が選ぶベスト3・・・

近日公開 (たぶんです)



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FACTORY900(ファクトリー900) 製造側から見る裏ベスト3

おはようございます、店長です。

気づけばついに6月。
TOKYO BASEのある原宿神宮前エリアは
暑いですね。
都会ってやっぱり暑いんですかね?
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(↑田村が撮った写真を拝借します)

夏になったら「かき氷」売ろうかなぁ〜
「900カキ氷」
アセテートではなく氷を削り出し、青山自らかき氷を作ります。
どうですか?
↑そんなん企画したらワタクシ、多分キレられます。

さて、実はですね一昨日の日曜日、福井本社からあるお方がやってきました。
工場内部でFACTORY900を支えている人物。

社長

じゃありませーーーん。

おそらく取扱店の皆さんもまだお会いになった事がないレアキャラです。

ここではY氏と言っておきましょう。

そのY氏に聞いてみました。

うちのモデルで作るのが厄介・・・(失礼しました)難しいモデルってどれ??

全部。

チーーーン。

いやいや、終わっちゃうでしょ!

えぇーーー全部。

だーかーらー!

15分後・・・


・・・とりあえず工場中枢部が選ぶ制作が困難なモデルベスト3の発表です。
(あえてワーストとは言いません)

先ずは第3位から

「FA-230」 ¥34,640(税込) 2009年 発表
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へぇーーー意外!

もっとすんごいの出てくるかと思ったw
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正面からご覧頂くと、比較的シンプルなモデルですが
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サイドから見てみるとこのモデルのスゴさが分かりますよね。
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ブリッジと呼ばれるフレームの中心の箇所、ズガーーーーンと出てます!
そりゃ作るの大変だわ・・・

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後ろから見て頂くとレンズとフレームが分離しているのが分かります。
DSC_0948
メガネを折りたたんでみるとその立体感が更に際立ちますね。

是非、これを機会にご自身のFACTORY900を色んな角度からご覧になってみて下さい。


そして皆さん、
メガネを作る上では数多くの工程が存在します。

この裏ベスト3はあくまで、中枢にいるY氏のポジションから見てのランキングなのです。

もし、仕上げ磨きの皆さんからこのランキングを聞いてみると・・・
また違った答えになるでしょうね。

さて、明日は気になる第2位、第1位を続けて発表しますね。
ワクワクしますね(笑)

皆さんもお仕事に支障がない程度に第1位を予想をしてみて下さいね。

アレとかアレが出てきますよぉ〜。



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factory900(ファクトリー900) fa-1123の裏側

おはようございます、店長です。
TOKYO BASEではほぼ毎日、福井本社から荷物がやってきます。
商品の補充はもちろん、直営店の備品類から、時にはマニアックな工具まで・・・
昨日はいつもより小さめな荷物が。

ドキドキしながら開けてみると・・・
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こんなんです。

・・・たまにこんなことするんですよね。

まったく・・・もう・・・泣きそうになるわ。



しつこいようですが・・・

彼女かっ!

ちょっとしたメッセージ。そしてワタクシが普段吸っているタバコ・・・
ほんの些細なことかもしれませんが、彼のこういった心遣いは心に響きます。

ありがと。

今度、代わりにカレーを送るわ(ニヤニヤ)←福井に行くと必ず2人でカレーを食べにいきますw
もしくはナンにしようかな・・・
荷物ビッタビタになるわw


では今日はせっかくなので田村がデザインしたこちらをご紹介しますね。

factory900 「fa-1123」 ¥35,640(税込)
そもそも小文字と呼んでる「factory900」
薄いシートプラスチックを折り曲げメガネのデザインを構成しています。

このU字管構造のシリーズは新しい薄さへの挑戦なのです。
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8ミリのアセテート生地を使用したメガネを正面から切削(せっさく)

つまり掘っているのです。

是非この角度からご覧ください。
DSC_0885
この凹んで見える箇所が実は掘ってあるんですね。

その深さは5ミリ。

皆さん、正直ピンとこないかもしれませんが、これって

相当スゴイ技術なんです。

考えてもみて下さい。

掘るということは当然刃物で削っていくわけですが、
プラスチックの生地は力が加わりズタボロになってしまいます。
そして当然こんなに深く掘り込まれてしまうと最終工程の
仕上げ磨きでもキレイに磨くことは出来ないのです。

いかに生地を掘るの際に生地にダメージを与えずキレイに切削出来るかで仕上がりの状態が全く変わってきます。


プラスチックを削るスピードはもちろん、刃物の角度、そしてここでは語れない 技術を用いてここまでキレイに仕上げることが出来るのが

「青山眼鏡」の技術
そして
FACTORY900なのです。

つまり青山がよく口にする

「頑張ってます!」

ということになるんですね。


そして田村のこだわりポイントが赤のライン

他のシリーズではレンズに沿って一周掘るところを赤のラインの箇所で区切るというアイディアを出しデザインし形にしたのがこのfa-1123なのですね。
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「写真の上からフレームの縁取りをペイントした(落書きした)ようなイメージ・・・」
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まさにマンガの中から飛び出てきたようなメガネですね。

当然、ワタクシも使用してます(ニヤリ)


是非、このデザインの裏側にある技術力、
小文字の「factory900」も目を背けずご覧下さい(笑)



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